「年中足先がひんやりしている。」「むくみがひどい。」「冷え対策をしてもなかなか効果が感じられない」こんなお悩みをお持ちではありませんか? 今回はそんなお悩みを持つ方必見! 簡単にできる対策を冷え取りのプロのアドバイスとともにご紹介します。
まずは、皆さんがどのくらい「冷え」で悩んでいるのか、どんな冷え対策をしているのかを知るため、アンケート調査をしてみました。
Q1 あなたは「冷え」を感じることがありますか?
Q2 Q1で「感じることがある」とお答えの方に伺います。「冷え対策」をしていますか?
※ココロートパーク調べ 2017年12月
ココロートパーク会員様を対象に行った調査によると、冷えを感じる人は約9割。さらにその中の約8割の人が実際に冷え対策を行っていました。
「普段から冷たい飲み物ではなく白湯を飲むようにしている」「飲み物や食べ物に生姜を入れている」というお声がとても多くありました。ほんの少しの工夫で、日常生活の中でできることを意識されているようでした。
そこで今回は、会員様からいただいた冷え取り対策の中で特に多かった食べ物、飲み物に関する対策を冷え取りのプロのアドバイスをいただき、ロート社員が実践してみました。
国際薬膳師 溝間さおりさん
2007年国際薬膳師の資格を取得。現在、ロート製薬が運営する『旬穀旬菜カフェ』にてメニュー開発や、企業・地域に向けてセミナーを開催している。
ロートネーム : まりりん(冷え歴12年)
冬は必ず足先が霜焼けになり、赤くはれあがりかゆくて痛いです。
手は常に冷えていて、通勤時はカイロと手袋がかかせません。
お風呂でしっかり温もっても髪を乾かしているとすぐに足先が冷えてきます。
就寝時は厚手のパジャマと靴下をはき、電気毛布をつけますが、足の冷えでなかなか寝付けず布団の中で足をこすらせています。
一刻も早く「この冷えを何とかしたい!」と思い、先生の監修の元、2つの冷え取り対策を実践しました。
毎朝、紅茶を飲むので、手間も少なくすぐに習慣化できそうです。飲み終わった後すぐにポカポカしてきました。
飲んでからしばらくは体がポカポカと温まり、生姜の効果があるような気がしました。普段から毎朝、紅茶を飲む習慣があり、生活の中に取り入れやすいのがとても良いと感じました。これなら続けられそうです。
用意するもの
紅茶(煮出し)、すりおろした生姜(チューブ不可)、シナモン
食べた後、体が温まるような感覚がありました。
普段はサラダなどの生野菜を冷たいドレッシングをかけて食べることが多く、体があたたまると感じたことはありませんでした。
この方法で食べた後は、寒いと感じることはなくなりポカポカしてきたような気がしました。しっかり野菜もとれるところも嬉しいです。
皆さんが実践している対策で多かったのが「生姜を取り入れる」というもの。生姜は熱を加えると体を温める作用(ジンゲロン)があるため、効果を感じる方も多いと思います。
冷えすぎている方は、生姜を使った対策だけでは不十分な時もあります。そんな方は、体を冷やす食材(夏が旬の野菜や南国フルーツ、冷たい飲み物、コーヒーなど)を避け、体を温めるてくれる食材を意識して摂るようにしましょう。
・肉類:羊、牛、鶏など
・魚類:エビ、鮭、アジ、サバなど
・野菜:ネギ、生姜、ニラ、にんにく、大葉、かぼちゃなど
どうしても体を冷やす食材を食べたいときは薬味(にんにく、生姜、葱など)と共に加熱調理して食べるようにすると良いですね。
いかがでしたか? 時間やお金をかけなくてもほんの少しの工夫で冷え取りは習慣化できるんですね。今回ご紹介した対策、みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。