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2020/11/25

原因は乾燥?冷え?まさか水虫?目指せ!冬でもきれいな足裏&かかと

自分の足裏やかかとに自信がありますか?特に、寒く乾燥する季節には、かかとのガサガサが気になりますよね。秋冬は、素足になる機会も少なく、人に見られることもないと思って、お手入れを怠りがちです。しかし、ストッキングが、ガサガサかかとのせいで伝線してしまったり、ヨガやジムなどで素足になったり…気まずい思いをすることがあるかもしれません。かかとの角質は加齢とともに厚くなってしまいますが、きちんとケアをすれば、きれいな足裏&かかとを手に入れることができます。今回は、ガサガサかかとの原因とケア方法についてのお話です。

冬のカサカサかかとの原因は4つ!

①乾燥しやすい

本来肌の潤いは、皮脂によって守られています。皮脂は、潤いの蒸散を防ぎ、外からの刺激から肌を守るバリア機能の役割をしています。しかし、足の裏には、この皮脂を分泌する「皮脂腺」がないのです!皮脂が分泌されてない足裏は、バリア機能が損なわれやすく、常に乾燥しやすい状態です。さらに冬場など空気が乾燥する季節は、潤いも奪われやすくなります。何もケアをしないとすぐにガサガサになってしまうので、外から保湿してあげることが重要になります。

②冷えやすい

足は末端にあるため、血液が行き渡りにくく、温度が下がりやすく、冷えやすい部位です。またストッキングやタイツなどの締め付けなどにより血行不良を起こしやすい部位でもあります。これらの血行不良により新陳代謝が乱れることで、足裏には古い角質が残り、分厚くコチコチのかかとになってしまうのです。

さらに気をつけたいのは、冷え対策で着用する、“ふわもこ靴下”なども乾燥を引き起こす原因になる可能性があること。実は、これらは化学繊維で作られていることも多いため、足裏から水分を奪ってしまうのです。
では、床暖房やこたつなどで足元が温かい時は、素足で過ごしていいの?と思うかもしれませんが、肌の水分を蒸散させてしまうので要注意です。
冷え&乾燥対策のオススメは、綿や絹の天然繊維の靴下を履くこと。天然繊維は適度な水分を保つことができるため、保湿作用が働きやすく、お肌の乾燥を防ぐ効果があります。

③すべての体重がかかる

足裏は、すべての体重を支えています。つまり、立ったり歩いたりするたびに、体重が足裏にかかり、非常に負担がかかる状態となります。まだ歩いたことのない赤ちゃんの足の裏は、柔らかくツルツルですが、負担や刺激がかかってしまうと、体の防衛反応で角質は厚く硬くなってしまうのです。
体重がピンポイントにかかりやすいヒールや、衝撃を吸収しない底が薄く靴、ぎゅっと締めつけるような靴は、圧迫が大きく負担がかかり要注意です。

④擦れが生じやすい

さらに足裏は歩くたびに「摩擦」を受け、常に外部刺激を受けている状態です。ブーツやヒールは足を圧迫するため負担が大きいのですが、逆にぶかぶかのサイズの合わない靴は摩擦によるダメージが大きくなり注意が必要です。でも、歩かないわけにはいきませんよね。サイズの合った靴を選び、刺激から守るためにも、しっかり保湿し、ガサガサを悪化させないようにしましょう。

皮膚が厚く硬くなる“かかと角化症“に注意!

かかとの皮膚が厚くなり、硬くなることを「角化症」と言います。外部刺激が多く、長く続くほど、皮膚は硬く厚くなります。さらに乾燥が進むと、ひび割れなどを起こし、見た目だけではなく、歩くたびに痛みを伴うこともあるため、しっかりケアしたいですよね。
かかとケアでは、まず硬くなった角質を取り除くことが大切です。そこでオススメなのが、硬くなった角質に水分を引き込みながら、やわらかな状態へと導いてくれる、「尿素」を配合したクリームなどでのケアです。足裏&かかとは常に刺激にさらされ過酷な環境にあるので、角化症になる前にしっかりケアしましょう。

<ワンポイントアドバイス>

かかとのケアとして、やすりや軽石などで角質を削り取る方法がありますが、実は注意が必要です。硬くなった角質だけを上手に除去できればいいのですが、削りすぎは皮膚を傷め、角化症を進める可能性があります。角質をとる場合は週に1度程度にして、終わったらしっかり保湿するようにしましょう。お風呂だと削りすぎる可能性があるため、乾燥した状態で行いましょう。

角化症のかかとには尿素配合の医薬品クリーム

販売名:メンソレータムやわらか素肌クリームU 第3類医薬品
効能効果:ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症

ひどく乾燥し、硬く厚くなったかかとには、水分を保持し、角質を柔らかくする機能のある尿素配合のクリームがオススメです。「メンソレータムやわらか素肌クリームU」は、高い保湿力と角質柔軟効果を持つ尿素20%配合。さらに、血行や新陳代謝を促進するビタミンE誘導体も配合した「角質柔軟処方」の医薬品クリームです。ガサガサに乾燥しコチコチに硬くなった角質を、健康なやわらか素肌へと導きます。

・「メンソレータムやわらか素肌クリームU」についてもっと知りたい方はこちら

それって本当に乾燥によるガサガサ?
かかと水虫の可能性も!?

かかとのガサガサを、保湿クリームなどでしっかりケアしていてもよくならない場合、「かかと水虫」の可能性があります。
実は、足指の間などだけではなく、かかとにも水虫はできるんです。かかと水虫は、かゆみがあまりなく、見た目はひび・あかぎれと区別しにくく、足の裏全体が粉をふいたような状態で、ぷつぷつと皮めくれがあるのが特徴です。
秋冬は厚手の靴下やブーツなどを履く機会も増え、足が蒸れやすく、“かくれ水虫”になる危険性があるのです。しっかり保湿していても治らない場合は、かかと水虫の可能性もあるため、一度チェックしてみましょう。

<かかと水虫チェック>

  • □ かかとのガサガサやぷつぷつ皮めくれが、なかなか治らない。
    (かゆくないケースが多い)
  • □ 足指に水虫がある、または経験したことがある。
  • □ 家族に水虫患者がいる。

かかと水虫は、水虫薬で治療しよう

販売名:メンソレータムエクシブWディープ10クリーム 第②類医薬品
効能効果:水虫

ガサガサかかとが水虫によるものであった場合は、保湿だけでは治りません。水虫薬を使って治療しましょう。かかとや足裏のガサガサ水虫は、角質層が他の部位よりも厚く薬が浸透しにくいため、しっかり治療することが必要です。「エクシブ Wディープ10クリーム」は尿素を10%配合。硬くなったかかと、足裏を柔らかくし、有効成分が浸透しやすい皮膚状態にします。抗真菌剤が角質層の深部までして、水虫菌を殺菌します。

・「メンソレータムエクシブWディープ10クリーム」についてもっと知りたい方はこちら

<ワンポイントアドバイス>

水虫の原因である白癬菌は、冬に活動が弱まります。だから秋冬は水虫を治すチャンスです!水虫菌はしつこい菌なので、冬に症状が治まり、治ったかな?と思っても、実は水虫菌が潜んでいることが多いので、根治するためには、症状が治まったと思ってもしばらくの間は治療を続けましょう。秋冬にしっかり治療して、素足になる機会の多い夏の水虫の悩みから解放されたいですね。

いかがでしたか。冬場は素足になる機会が少ないとはいえ、実は、ヨガなどのレッスンや、温泉旅行、お泊まり会などで以外と見られているかも。足裏は皮脂腺がなく潤いを守ることができない部位なので、しっかり保湿することが大切なんですね。正しいケアをして、年中きれいな足裏&かかとで過ごせますように。

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