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2023/11/01

セラミドバリア※1で健やかな肌を守る「ケアセラ」

お風呂で体を洗って、さっぱりするのはとても気持ちいいですよね。でも実は「体を洗う」ことは肌にとって負担が大きいことをご存知でしたか?季節に関係なく繰り返してしまう乾燥肌の原因の一つは「洗うこと」そのものにあるんです。保湿をしても繰り返してしまう乾燥肌に悩んでいる、という声を聞いたロート製薬の研究員は、「体を洗う」行為そのものを乾燥肌のケアにできないかと考え、高保湿ボディウォッシュ「ケアセラ」を2014年に発売しました。発売以来、嬉しいことに男女問わず多くのお客様から喜びのお声をいただいています。ボディウォッシュに加え、肌にうるおいを与えるフェイス&ボディ 乳液・クリームは入浴後のみならず、普段の乾燥肌対策として取り入れている方も多いです。今回は製品開発に至った経緯などを、開発担当者と企画担当者に聞きました。

※1 セラミド(うるおい成分:ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6Ⅱ)配合のケアセラで肌にうるおいを与えるケア

ロートネーム:もっちー

この人たちに聞きました

開発担当者 ロートネーム:もっちー

ロートネーム:なお

企画担当者 ロートネーム:なお

乾燥肌!汚れと一緒に肌のうるおいも洗い流してる!?

ロートネーム:なお

企画担当者 ロートネーム:なお

お風呂上がりに乾燥肌を感じる方が多くいらっしゃいます。実際に心当たりがありませんか。日本人は毎日お風呂に入る習慣があり、体も念入りに洗いがちですよね。皮脂や汗、汚れなどが肌表面に残ってしまうと、肌への刺激となるため、きちんと洗浄することは大切です。でも、洗い方によっては、汚れとともに肌に必要なうるおいまで奪ってしまうことも。特にタオルなどでゴシゴシ洗うことは要注意です。

タオルでこすることで汚れが落ちると誤解している人も多いと思います。
ただ、摩擦は肌にダメージを与え、肌のバリア機能を壊し、水分が逃げやすくなるため、外からの刺激に弱い無防備な状態になります。そして洗浄によって乾燥してしまった肌が回復するには、正常な肌の人で約1日、敏感肌の人はそれ以上に日数がかかってしまうのです。

「乾燥肌の一番の解決策といえば保湿!」 と思う人が多いかもしれません。もちろん保湿は大切ですが、それだけじゃなく、「体を洗う」時から“うるおいを守る”ことが、乾燥肌対策にはとても重要だとわかりました。私たちは、「たっぷりの泡」で優しく手で洗えて、バリア機能を守りながら、泡で汚れを吸着して落とすことができないかと考え、誕生したのが「ケアセラ」です。

うるおい肌のカギ「セラミド」とは?

ロートネーム:もっちー

開発担当者 ロートネーム:もっちー

「セラミド」という言葉を聞いたことはありますか?セラミドは本来私たちの肌に存在する成分です。肌の角質細胞の間を埋める「細胞間脂質」の50%を占め、水分保持機能を持ち、外部刺激からのバリア機能をサポートする働きがあります。肌のうるおいを支えている大切な成分なのです。だから私たちは「セラミド」に着目しました。

手や顔の皮ふ中のセラミド量は、年齢とともに減少してしまいます。また間違った洗い方などで肌のバリア機能が低下すると、セラミドなどの肌のうるおい成分も一緒に洗い流されてしまうので、本来の肌が持つうるおい力が弱まってしまうことがわかりました。

肌のうるおいを支えている「セラミド」を守るには、洗浄料や体の洗い方などに気をつけてあげることが大切だと考え、ロート独自の発酵セラミドプラス※2(うるおい成分)を含む8種類の天然型セラミドをボディウオッシュに配合しています。

製品開発チームが作った試作品はトータルで150種類以上。何度も試行錯誤しながら生まれた、乾燥肌用の高保湿ボディウォッシュ「ケアセラ」は、お風呂上がりの乾燥が気になる方や、肌がガサガサしていて、粉ふきも気になるような方にもオススメです。

※2 ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6Ⅱ

天然型セラミドが8種類!

洗った方がうるおう“泡”※3
洗うたびにセラミドが肌に残る!※4

ロートネーム:もっちー

開発担当者 ロートネーム:もっちー

ケアセラは、乾燥した肌にうるおいのカギとなるセラミドを与え、洗った後も肌に残るように「セラミド保持処方」を採用しました。汚れはしっかり落としたいけど、うるおいはキープしたいという気持ちにこたえます。

また、乾燥した肌は、顔を洗う時と同じように、体も「たっぷりの泡」での手洗いがオススメです。ポンプを押すだけで「泡」で出てくるケアセラは、泡立てる必要がないのも嬉しいポイント。改良を重ね全身を洗う中で泡がヘタってしまうことがないように仕立てています。

セラミド配合のたっぷり泡を、直接手のひらにのせて優しく洗うことで、肌のうるおいを守りながら、しっかりと洗い上げることができます。キメ細かいクリーミーな泡なので垂れにくく、肌にとどまることで摩擦も減らすことができ、洗った方がうるおう“泡”を実現しました。

※3 うるおい成分で構成された泡。セラミド(うるおい成分)を肌に与え残して洗い上げる。

※4 洗浄後、肌上にセラミド3(うるおい成分)が残る

セラミドを守って汚れだけ落とす「次世代洗浄技術」とは?

ロートネーム:もっちー

開発担当者 ロートネーム:もっちー

洗浄の基本は清潔にすることなので、汚れを落とすことは大切です。しかし、肌のうるおいは奪いたくない。そこでケアセラは独自の「次世代洗浄技術」を開発しました。素肌と同じ弱酸性で洗うことがいいという考え方をもとに、セラミドをはじめとする肌のうるおい成分をしっかり守りながら、汚れだけを選んで落とすことができる技術です。このことにより、汚れは落としながらも、肌のセラミドを守り、さらに肌にセラミドを残す※4ことが可能になりました。洗うことが肌の負担になるのであれば、洗うときこそ、乾燥肌のケアができるようにと考えました。

※4 洗浄後、肌上にセラミド3(うるおい成分)が残る

最後にお客様に一言

ロートネーム:なお

企画担当者 ロートネーム:なお

大変うれしいことに、男女問わず、お子様から高齢者の方にまで幅広くお使いいただいていて、今もさまざまな喜びの声が届けられます。もっとお客様に喜んでほしいという思いで、今回長年セラミドを研究してきたロート製薬の研究開発によって、さらに乾燥肌に良いセラミドを配合したケアセラが新しく誕生しました。私自身も洗い方を変えるだけでこんなに肌乾燥が改善するのかということを実際に体験しているので、乾燥肌の方には、「洗うこと」にこだわってほしいと思います。ケアセラは、うるおいを守る処方設計はもちろん、手で優しく洗えるたっぷりの泡、使い続けたくなるようなほのかな香りなど、洗うことで、心地よく乾燥肌対策ができる中身にこだわりました。
ちなみに私は、ケアセラのたっぷり泡を顔にも使用しています。

乾燥肌の方や、より良いボディソープをお探しの方に、是非ケアセラを一度お試しいただけたらと思います。しかし乾燥肌がなかなか治らずつらい時などは、皮ふ科専門医を受診する、または市販の乾燥肌治療薬を使い治療しましょう。これからも私たちは乾燥で悩む方を笑顔にできるよう、研究を続けていきたいと思います。

ケアセラシリーズについて詳しく知りたい方はこちら