家で過ごす時間が長くなると、ついつい増えてしまうテレビや動画、ゲームの時間。さらに学校生活においてもオンライン授業やデジタル端末を使った授業が増えるなど、子どもたちの目を取り巻く環境は大きく変化しており、お子様の視力に不安を感じられる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな親子に試してもらいたい、おうちで簡単に視力チェックができるアプリ「AImirun(アイミルン)」についてご紹介!実際に使ってみた親子の感想や、ロート製薬がアプリに込めた目に対する想いなどを担当者に聞いてみました。
眼科専門医である上田真由美先生と共同で制作した、おうちでできる視力測定アプリです。学校などで行う一般的な視力検査では、遠くを見る視力だけを測ることが多いですが、アイミルンでは遠くを見る視力(3m視力)と、近くを見る視力(40cm)の2種類を左右それぞれ測定します。
また、眼鏡やコンタクトレンズを使用している方は、裸眼視力と矯正視力、それぞれ分けて測定ができます。
このように複数パターンの視力をチェックすることで、見え方を総合的に判断して一人ひとりに合わせたコメントまで表示してくれます。
また、左右別、裸眼・矯正別に視力の推移がグラフで表示されるので、視力の経時変化や左右の違いもわかりやすくチェックできます。
複数人分をそれぞれ個別に記録もしてくれるので、家族みんなで定期チェックするのもおすすめです。
ただし、このアプリは診断を行うものではありません。目の病気の早期発見・早期治療のためには、定期的に眼科検診を受けることが大切です。このアプリのチェック結果をきっかけに、目について気になることがあれば、眼科医に相談に行きましょう。
今回は、幼児と小学生それぞれ1組ずつの親子に実際にアイミルンで視力チェックをやってみてもらいました。その様子と感想をご紹介します。
Aさん親子
体験者:5歳 女の子
娘は視力測定自体をやり慣れていないので、初めは何をしていいのかよくわからない様子でした。ですが、一度、私(母)と一緒に一通りのチェックをやってみると理解できたようで、もう一度やってみたらゲーム感覚で楽しみながら測定ができました。所々に出てくる動物のキャラクターも可愛くて、「測定」と緊張せずにできたのも良かったです。
遠く(3m)を見る測定のとき、子ども声が小さいと、アプリがうまく認識してくれなかったので、子どもに「Cマーク」の向きを指差しで示してもらい、私がアプリ画面上の矢印を押してあげるとスムーズに測定できました。
今回は両眼とも1.0の結果が出たので、本人はとても嬉しそうでした。「いい視力を保ち続けるためには、テレビを見る時間の長さや、読書の時の姿勢をちゃんと意識しないとね」という話をしたら、娘は納得した表情でうなずいてくれていたのが印象的です。娘はテレビを観たりタブレットで勉強したりすることも多く、視力のことはずっと気にかかっていたので、目の大切さを話し合うことができてよかったです!アプリで手軽に測定のできるので、時々チェックしてみて、視力の推移を見ながら、娘に目の大切さを定期的に話していきたいなと思います。
Bさん親子
体験者:9歳 男の子
最初だけ私(母)も一緒に測定をやりましたが、2回目以降は子ども一人でもサクサク測定をすすめていけました。イラスト付きの説明が子どもにも感覚的でわかりやすかったようです。
学校の視力検査では目がいい方だったので、問題ないだろうとやってみた視力チェックですが、遠くを見る視力(3m視力)が0.1~0.4という結果になってとても驚きました。息子もアイミルンの視力チェックをやってみて「見えない」という感覚を初めて自覚したようで、衝撃を受けていました。普段子どもがどう見えているかは、親にはわからないですし、本人も見え方の変化に気づけていないかもしれません。定期的に測定して、視力が低下していないか確認することの大切さを痛感しました。まずは、もうすぐある学校での視力検査の結果もしっかり確認して、眼科にも相談に行こうと思います。
この人に話を聞きました
企画担当者:くらこ
社会のデジタル化が進む今、子どもの視力低下は社会問題ともなっていて、文部科学省の調査では小学生の3人に1人以上が裸眼視力1.0未満というデータがあります。今回、アイミルンを体験されたお子様が実感されたように、子どもは見え方(視力)の変化に気づきにくく、また例え「見えにくいな」と感じていても、「そういうものだ」と思い、違和感を大人に伝えづらいものです。定期的な視力測定は学校で行う年1回の学校検診だけ、というお子さんが大半ですが、子どもの見え方は短期間で大きく変化することもあり、1年後の測定時にはすでに大きく視力が変わってしまっていたということもあります。目の健康を守り、視力を維持するためには、いち早く「見え方の変化」に気づいて適切な対処をとることが大切です。そのためには、もっと気軽に、こまめに見え方をチェックする必要があると考え、アイミルンを開発いたしました。可愛いキャラクターで緊張せずに測定できる工夫を盛り込んでいますので、身構えずに気軽に見え方の確認に使ってみてください。そして、定期的に見え方を確認し、必要があれば眼科受診をするということの習慣づけになって欲しいと願っています。
また、子どもの視力だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんの視力の確認や、老眼に気づくきっかけになった!というお声もいただけています。ぜひ、家族でアイミルンを使ってみてもらい、目の見え方と健康を考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。