【フェムケア特集：第2弾】痛がゆい“おりもの”悩みの解決法

実は“おりもの”は女性を守る大切な存在

「仕事中にムズがゆくなると、急いでトイレに駆け込んで掻く」
「自分でもニオイが分かるから、周りにニオっていないか心配」
「こんなに頻繁におりものシートを替えているのって私だけ？」
人に言えないこんな“おりものトラブル”を経験したことはありませんか？
オープンに話しにくく人と比べることもできないから、「これって自分だけ？」、「みんなはどうしてる？」なんて気になることも多いはず。そこで、意外と知らない“おりもの”の基本からトラブル対策まで、ロート製薬のスタッフに詳しく聞きました。

答えてくれたのは、

――そもそも“おりもの”って何？

おりものは子宮や膣、汗腺からの分泌物が混じり合ったもの。初潮から閉経の時期まで、誰にもある生理現象です。ベタついたりニオったりすることもあるので嫌われがちですが、善玉菌によって膣内を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑える自浄作用や、精子をスムーズに子宮内に運ぶ受精をサポートする働きを持つ、女性にとって大切なものなんですよ。

――日によって量が多くなったり、様子が違う時があるけど大丈夫？

実はおりものの量は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量と比例しているので、周期的に変わるのは自然なこと。妊活で大切な排卵の時期は、精子をより運びやすいように分泌量が多くなり、粘り気が強く、透明に近いゼリー状に。そして排卵を過ぎると次第に量が減り、粘り気の少ないさらさらとした乳白色のおりものへと変化していくのが一般的です。
泡状や酒粕状、膿状、黄色っぽい色など、状態がいつもと違う時は、膣トラブルの可能性があるので要注意です。

――ニオイがあるのも普通のこと？

一概にはいえませんが、ヨーグルトのようなニオイを感じる人は多いと思います。ただし、膣分泌物の組成は個人差が大きく、皮脂や汗の量、ムレの状態によっても変わるので、ニオイのタイプや強さは、体調によっても人によっても違いがあります。
また、ニオイは加齢によっても変わる傾向が。おりものの中の善玉菌は年齢とともに減少し、自浄作用が低下する傾向にあるので、雑菌が繁殖しやすく、ニオイが強くなることもあるようです。

放置厳禁！“おりものかぶれ”にご用心

――ムズムズ痛がゆい“おりものかぶれ”はどうして起こるの？

デリケート部位は他と比べて皮膚が薄く、バリア機能が低いため、刺激に弱いのが特徴です。それなのに、下着で密閉され、汗やおりものなどに長時間触れっぱなしになりやすく、さらにトイレットペーパーで何度も拭かれたり、おりものシートでこすれたりと、過酷な環境におかれがち。様々な刺激を受けて、ムズムズかゆくなったり、さらに症状が進むと“かぶれ”を起こすこともあります。

“かぶれ”というと赤くてムズがゆいのが一般的ですが、デリケート部位は皮膚が薄いため、痛みを同時に引き起こして、“痛がゆい”と感じる人が多いようです。
いずれにしても、環境を変えづらいために、何度も繰り返しやすいのも悩ましいところですね。

“おりものかぶれ”の原因は？

――かゆみやかぶれ以外にも、おりものトラブルってある？

個人差や感じ方によって様々ですが、かゆみや痛がゆさの他にも、「かぶれてヒリヒリする」というつらい症状をお持ちの方や、「蒸れて気持ち悪い、下着が汚れる」といった不快感、「ニオイが気になる」という方も多いようです。

現代女性のお悩みから生まれた｢メンソレータム カブレーナ乳液｣

販売名：メンソレータムカブレーナ乳液
第2類医薬品

おりものトラブルにお悩みの方におすすめしたい「メンソレータム カブレーナ乳液」は、我慢できないほどのムズがゆさや、ひりひりとした痛がゆさなど、かゆみに素早く効く治療薬。デリケート部位に使うことを考えた非ステロイドの処方設計で、おむつ皮膚炎の治療にも使われる抗炎症成分、ウフェナマートをはじめとする、痛がゆいおりものかぶれに効く5つの有効成分※1を配合しています。
また、気になるニオイのことを考えた爽やかな香料を採用しており、ほのかな香りが長時間続くのも特徴です。

※1 ウフェナマート(抗炎症成分)、グリチルレチン酸(抗炎症成分)、ジフェンヒドラミン(抗かゆみ成分)、イソプロピルメチルフェノール(殺菌成分)、トコフェロール酢酸エステル(血行促進成分)

さらに、ムズがゆさを我慢できなくなった時や、外出先でもサッと使いやすい乳液タイプに仕上げたのもこだわりポイント。スーッと爽やかな感触でなめらかに塗り広げやすく、ヌルつきやベタつきを感じにくいテクスチャーになっています。

実はこの商品が生まれたのは、大人の尿かぶれ治療薬「メンソレータム カブレーナ」をお使いのお客様へのヒアリングがきっかけ。「カブレーナ」は、主に尿漏れパッドをお使いの方の悩みを解決する商品ですが、「“おりものかぶれ”にも使えますか？」とのお問い合わせをいただいたのです。その時は、「本当におりものでかぶれるの？」という疑問があったのですが、調べてみると、「おりものの量が増えたタイミングでかゆくなる」、「おりものシートを3時間以上替えられない時にかゆくなる」といったお声が多数。シートを替える時間もままならない方や、こまめなケアができない方など、忙しい現代女性の多くがおりものによるかぶれで悩んでいることを知り、繰り返すそのつらい症状を治すために、おりものかぶれ治療薬の開発を決めたのです。

感触、香り、パッケージにも使いやすさへのこだわりを

この商品はおりものかぶれなどの治療薬なので、デリケート部位に使える優しい使い心地と、医薬品としての効果の両立が必要です。そのために選んだのが、デリケート部位に特化した皮膚炎効能が認められたウフェナマートと、弱酸性のおりものがある環境でも働く殺菌成分、イソプロピルメチルフェノールの組み合わせ。特にこの殺菌成分については、私たちが求めるものを叶えるために使用できる成分に限りがあったため、苦労しました。
5種類もの有効成分を配合しながらも、薄い皮膚にスムーズに塗れるようなめらかに。また、衛生面が気になる場合にはティッシュに出しても使えるようなテクスチャーに。さらには、おりもの臭を考えた香りが、塗り直さなくても持続するように。効果と優しい塗り心地の両方に対応するのはとても難しかったのですが、何度も検討を重ねて、基材の中に成分をしっかり均一に溶かし込むと同時に、容器にも工夫を加えることで、なめらかな製剤を実現することができました。

さらに、容器のデザインもこだわりの一つです。外出先でお使いいただくことを考えると、持ち歩けるサイズ感で、ポーチの中に入れていても恥ずかしくないデザインが理想的。そこで、おりものかぶれにお悩みの方に知っていただくために、外箱でははっきりと表記しつつも、容器には“おりものかぶれ”の文字を入れずに仕上げました。ピンクが効いたすっきり可愛らしいデザインなので、チラッと見えても大丈夫ですよね。

最後にお客様に一言

“おりものトラブル”は相談しにくく、解決策が少ないために我慢してきた方も多いのではないでしょうか。使いやすさにこだわった「メンソレータム カブレーナ乳液」は、そんなつらいお悩みを少しでも改善したいという想いから生まれた治療薬。優しい使い心地で痛がゆさをしっかり鎮めるので、おりものかぶれに悩んだら、まずは「メンソレータム カブレーナ乳液」をお試しくださいね。

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