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2022/05/25

つらい生理症状を我慢しない!和漢箋から「ルナエール」誕生

以前は、隠したり、口にすることも控えてきた女性の“生理”。どことなくタブー視されがちだった存在が、“フェムテック(女性の健康問題を解決するテクノロジーや製品)”という言葉が広まり始めた数年前からオープンに語られるようになりました。その影響もあって、生理痛のつらさは社会的に理解されつつありますが、生理前から始まる身体のだるさや重さ、むくみなどの症状は、まだまだ我慢されがち。ロート製薬が調べたところ、生理の不調をなんとかしたいと悩みながらも、対処できていない女性が多いようです。
そんな生理不調を軽くするために、ロート製薬は「和漢箋」シリーズから「ルナエール」を発売。重い生理に悩む女性にぜひ知っていただきたいその詳細を、開発者の熱い想いとともにご紹介します。

あゆ

語ってくれたのは

企画担当 ロートネーム:あゆ

やなぎぃ

開発担当 ロートネーム:やなぎぃ

毎月訪れるつらい生理と向き合う女性に寄り添いたい

―「ルナエール」を開発したきっかけは?

あゆ

企画担当 ロートネーム:あゆ

実は私自身、今までは生理の1日目の腹痛だけだったのに、年齢を重ねていく中で、だんだん生理の症状が重くなってきたと感じるようになりました。生理の前から頭が痛くなったり、貧血で立ちくらみを起こしたり、ひどいむくみで足が痛くなることも度々。「今はなんとか我慢できているけれど、この症状がもっとひどくなったらどうしよう」。そんな心配を友人に相談したところ、何人も同じような症状を抱えていたのです。
「私たちのように“生理のしんどさ”に悩む人、また、そんな悩みを抱えて、対処したいのにできていない人が多いはず」。そう感じたことが開発を決めたきっかけでした。

―実際に調査した結果はどうでしたか?

15~54歳の女性824人に調査したところ、だるさや腹痛、貧血など、生理の何らかの不調に悩んでいる人が87%もいることが分かりました。さらに、62%もの人が、「生理中はやる気が出ない・気力がわかない」と回答。インタビューでも、「生理が始まる前から身体がしんどく、精神的にイライラして家族につい当たってしまう…」、「お腹も腰も重くて何もやる気にならない」などのお声がたくさんありました。実際に様々な悩みをお聞きしたことで、そのような身体の不調を少しでも軽くしたいと強く思い、開発を進めました。

頭が重い・だるい・めまい・貧血・腹痛・むくみ

 

生理になんらかの不調がある:87%

生理中にやる気が出ない:62%

 

生理の不調は生活習慣や年齢で異なる?!

―生理不調は年齢によって違いがあるのですか?

やなぎぃ

開発担当 ロートネーム:やなぎぃ

一般的に、初潮から20歳頃までは、ホルモン分泌が整わないために生理周期も乱れがちで、症状も安定しにくいようです。ホルモン分泌が安定する20代からは、子宮や卵巣も成熟し、生理症状も安定してくるといわれています。ただし、症状には個人差があり、ストレスや偏った食事といった生活習慣の影響、婦人科系の疾患などで重くなることもあります。
卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減る更年期になると、自律神経やホルモンバランスの乱れによって生理周期や日数が乱れたり、不正出血が起こったり、経血量が変わることもあります。

・生理の基本について詳しく知りたい方はこちら

漢方処方で生理不調の原因へアプローチ

―生理が始まる前から起こる、重い・だるい・しんどいといった生理症状の原因は?

生理前や生理中の身体のだるさや重さ(倦怠感)、めまいは、漢方の考えでは“水滞(すいたい)”という症状に当たります。身体の水分代謝が悪くなることでむくみやすくなり、余計な水分が溜まることで、身体がだるく重く感じます。特に、耳の奥に水分が溜まると、三半規管の働きが乱れてめまいが起こりやすくなります。
そして、生理痛がひどい、生理が遅れがち、経血の中に血の塊が混じるといった症状は“瘀血(おけつ)”にあたり、血の巡りが悪いことが原因とされます。また、生理によって血を失うことで、血虚(けっきょ)といって血が足りない状態になり、貧血になりやすくなります。

―「ルナエール」は、そんな生理の不調にどう効くのですか?

販売名:ルナエール 第2類医薬品
月経不順,月経異常,月経痛に

現代人の悩みに応えるために、科学的アプローチを駆使し、現代に効く漢方・生薬を目指している「和漢箋」シリーズから誕生した「ルナエール」は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方処方です。

血を補って血虚を解消し、巡りを良くして瘀血を解消し、経血量のトラブル(月経異常)・生理痛を改善。また、余計な水分を出して水滞を解消し、めまい、むくみも改善します。重い・だるい・つらい生理症状(月経不順、月経異常、生理痛)を軽くしていきます。

―「ルナエール」はどのように服用するのがオススメですか?

生理症状が出るタイミングは人によって異なります。生理前に不調が現れる人もいれば、生理中につらく感じる人もいますね。ご自身の症状が訪れるタイミングに合わせて飲んでいただきたいですね。

最後にお客様にひとこと

あゆ

企画担当 ロートネーム:あゆ

「ルナエール」という商品名は、“毎月訪れるつらい生理と向き合うすべての女性に寄り添い、応援したい・エールを送りたい”という想いを込めて名付けました。生理の不調で生活に支障を感じている人や、冷え症で貧血の傾向があり、特に頭が重い、生理痛、めまいといった症状のある人は、「ルナエール」で重い生理を軽くしていただけたらうれしいです。

やなぎぃ

開発担当 ロートネーム:やなぎぃ

生理不調で身体だけでなく気持ちもしんどくなっているところに、薬を飲むことでさらに負担を感じてほしくない。そんな想いから、少しでも飲みやすいようにと配慮して錠剤を設計しました。服用量は1回2錠となるべく少なくし、漢方特有の香りは抑えて、ほんのりとしたジャスミンの香りに。リラックスした気持ちで飲んでいただける漢方薬なので、重い生理症状にお悩みの方はぜひ一度お試しください。

・生理の基本について詳しく知りたい方はこちら
・「ルナエール」についてもっと詳しく知りたい方はこちら