ブースでのアイケア体験の様子
2025年4月13日、158の国や地域、7つの国際機関が参加して大阪・関西万博が開幕しました。世界の文化や最新の技術に触れることができるグローバルなこのイベントで、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに完成したパビリオンは180以上!海外各国のほか、国内の民間企業によるパビリオンやシグネチャーパビリオンなどが展開されるなか、ロート製薬は「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展しています。
“REBORN(リボーン)”をテーマに掲げるパピリオンでロート製薬がお届けしているのは、2つの未来体験。顔写真を撮影して数十秒で疲れ目度合いや目の年齢まで分かる体験コンテンツが話題を集めているんです。
今回はそんな大阪・関西万博のロート製薬ブースをレポート!見どころをギュッとまとめてご紹介しますね。
<目次>
提供:(公社)大阪パビリオン
ロート製薬が出展している「大阪ヘルスケアパビリオン」のテーマ“REBORN(リボーン)”には、「人は生まれ変われる」、「新たな一歩を踏み出す」という2つの意味が含まれています。
産学官民一体のオール大阪で挑んだこの展示での体験・体感が、新たな自分へ生まれ変わるきっかけになってほしい。そして、“いのち輝く未来社会”作りに踏み出す一歩になってほしいという願いが込められているのです。
そうした想いは、身体だけでなく精神的、社会的に健やかな状態=“Well-being”な社会の実現を目指して挑戦を続けてきたロート製薬の考え方にも通じるもの。命や健康の観点から、このパビリオンを通して未来社会の新たな価値を築き、世界や次世代へ“ヘルスケア都市OSAKA”をともに発信したいと考えています。
ここからは、ロート製薬が出展している2つのブース、「ミライの再生医療」と「ミライのアイケア」について詳しくご紹介します。
「ミライの再生医療」をテーマにした【細胞デザインステーション】は、ロート製薬が考える“再生医療が身近になった2050年のミライ社会”を大型ビジョンで疑似体験できるブース。私たちが取り組んでいる最先端の技術もご紹介しています。
ワクワクするようなミライ社会の内容は、実際に来ていただいてのお楽しみ♥ですが、そう遠くない未来では医療技術の進化に加え、AIと連動した技術革新によって、再生医療は一人ひとりの状態に合わせた個別化(パーソナライズド化)が進むそうです。さらに、今はまだ特別なものに感じてしまう再生医療が、身近な選択肢の一つになるのだとか。それなら、個々の肌状態に合わせて働きかけてくれる自分仕様のスキンケアも実現できる!?なんて、期待と夢が膨らみます。
「再生医療が身近になった2050年のミライ社会」を表現した展示ブース(イメージ図)
このようなミライ社会を実現するカギとなるのが“細胞の培養技術”の進化。ブースでは、近未来に実現予定の次世代型自動培養装置も展示しています。
ロート製薬は、現在でも独自に開発した自動培養装置を使って幹細胞を培養していますが、未来のマシンはさらにハイスペック!患者さまやドナーの方から脂肪組織を採取すれば、幹細胞を取り出して初代培養し、拡大培養するまでの工程をすべて1台で、かつ完全自動化でできるのです。しかも、小型化することで、多くの医療機関に設置しやすくなり、再生医療がより身近になる好循環も期待できます。
次世代の自動培養装置(イメージ図)
そんな期待を背負う次世代型の自動培養装置には、「Connect、Challenge、Care、Regenerative、Reborn」を略して「C3R2」という名前があります。ちょっと硬いイメージですが、実は「CELL MACHINE―CellCell CeRuRu―(セルマシーン セルセルセルル)」というチャーミングな呼び名が採用されているんです。なんだか愛着が湧きますよね。
想像したミライ社会が実現すれば、「体調がよくない」、「元気がほしい」という時に、ふらっと近くの施設に立ち寄って組織を採るだけで、ドローンで培養した細胞を届けてくれて、気軽に再生医療が受けられる、なんて日が来るかもしれません。大型ビジョンの映像や次世代型自動培養装置「セルセルセルル」を眺めながら、ワクワクするような未来を想像していただけたらうれしいです。
・「細胞デザインステーション」についてもっと詳しく知りたい方はこちら「ミライのアイケア」をテーマにした【アイケアステーション】は、自分の目の状態を知り、目の健康に向き合ってほしいという想いから生まれたブース。自分の目の健康状態を見える化し、“未来のアイケアの解決策”にもなりうる新しいデバイスに触れることができます。
多くの方が目を酷使する環境で暮らす今、目の健康状態を数値化することで、目の疾病を早期に知り、対策ができる未来が期待されています。こちらのブースでは、ロート製薬がそんな課題に向き合い、画像解析とAIを駆使して開発した技術を実際に体験できるんです。
その方法は想像以上に簡単!大阪ヘルスケアパビリオン入り口のからだ測定ポッドで顔写真を撮影し、アイケアブースにていくつかの質問に答えるだけ。わずか数十秒で目の健康状態が数値化され、さらには肌年齢ならぬ目年齢まで判明してしまいます。目元のくまやしわ、たるみの指数なども、わかってしまうんです。
自分の目の健康状態を知る(イメージ図)
自分で目の健康状態がわかることで、必要な対処がわかり、例えば目薬も選びやすくなりそうですね。さらに、不調の原因が分かれば、目の疾病に早く気付き、早期に治療を受けることができるかもしれません。ロート製薬はこの技術をさらに進め、お客様自身がお手元で自身の写真を撮れば健康スコアが分かるような、より手軽に目の健康に向き合う機会を提供できればと考えています。
もう一つ注目を集めているのが、ロート製薬が考える未来のアイケアのための新デバイスです。
アイケアも再生医療同様、将来はパーソナライズ化された提案が進むことが考えられます。例えば、撮影した写真から自分の目の状態が分かれば、そのデータから最適な成分を選び出し、使うタイミングで調合するような、今までにないカートリッジ式の目薬がその一つです。
ミライのアイケアソリューションの一例(ミライの目薬のイメージ図)
また、見ることを通して健康増進を目指すアプローチも提案。目の動きによってストレス状態をチェックするメンタルヘルスケアのアイテムや、VR空間上で集中力や脳機能アップを目指すブレイン(脳)ケア、スポーツのパフォーマンス向上を狙うコンテンツなど。アイケアから始まるトータルヘルスケアの可能性を秘めたデバイスを展示しています。
ミライのアイケアソリューションの一例(VRを活用したプログラムのイメージ図)
簡単かつ高性能な目診断の体験も、期待が膨らむ未来のアイケアデバイスも、これが完成形ではありません。常に最新の技術を取り入れながら発展させていく。ロート製薬はそうして明るいミライ社会へ進んでいきたいと考えています。
・「アイケアステーション」についてもっと詳しく知りたい方はこちらロート製薬では、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とコラボレーションした目薬もご用意しています。目を取り巻く悩みが深刻化しているお子さまのアイケアを意識していただけるよう、ミャクミャクデザインの「ロートこどもソフト」、「Vロートジュニア」を数量限定で発売。これが、ボトルはもちろん、目薬ケースまでかわいいんです!
また、大人のつらい疲れ目にお使いいただきたい「Vロートプレミアム」にもミャクミャクデザインをご用意。こちらは、パッケージにミャクミャクからの大阪弁のメッセージも書かれているんですよ。箱の内側も大阪・関西万博ワールド全開なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※ミャクミャク目薬は、一部ドラッグストア、ロート通販にて数量限定で販売中。また、大阪・関西万博開催中は「大阪ヘルスケアパビリオン」内のドラッグストア「アカカベ」でも販売中。
<「ミャクミャク目薬」の通販サイトはこちら>
10月13日(月・祝)まで開催されている大阪・関西万博は、壮大な建築物を眺めたり、世界の文化やグルメを楽しんで海外気分を味わえるのも魅力ですが、最新の技術に気軽に触れられるのも、万博ならではの醍醐味です。ぜひ足を運んで、ロート製薬のブースで未来コンテンツを満喫してくださいね!
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