2025年11月1日に、大阪・梅田で開催された「ココロート♡Fes 2025」。前編に引き続き、イベント当日の様子をレポートします。
＜目次＞
【品質ブース】品質へのこだわりが詰まった現場へ！
まずは、何やら人だかりができている「ロート品質の謎を解こう！」ブースへ。こちらでは、微生物試験や、匂いや見た目をチェックする官能試験の疑似体験を通して、ロート製薬の品質へのこだわりを紹介しています。
薬との飲み合わせを解説するコーナーでは、薬とジュースを一緒に飲むと胃の中で何が起こるかを目の前で実験。コップの中でジュースと薬が混ざるとモコモコと泡が発生し、薬の成分が吸収できない状態に……。「こんなことになってるんや！」と驚きを隠せないお客様もいらっしゃいました。
体験を終えたご夫婦に、感想を伺ってみました。
「ロート製薬さんの品質管理に対する徹底ぶりに感心しました。いつもロートV５を愛用していますが、これからも安心して使えます」（左／かずたかさん）
「お薬に関しては気を付けているのですが、サプリを飲むときはお茶とかお酒とか、つい手近にあるものですませていたので……（苦笑）。せっかくの成分を台無しにしてしまわないよう、これからはサプリもちゃんと水で飲もうと反省しました」（右／まきえさん）
奥様のコメントに旦那様から「お酒はあかんよ」とツッコミが入っていましたが、同じような経験がある人もいらっしゃるのではないでしょうか？普段から正しい用法を守ることを心がけたいですね。
【工場ブース】オリジナルスキンアクアパッケージを作ろう！
オリジナルのパッケージ作りが好評だと聞いてやってきたのは、工場チームの皆さんが提供している「MYスキンアクアを作ろう」のブース。スキンアクアのキャップ部分に、ココロちゃんのイラストと好きな文字を印字して、世界に一つだけのスキンアクアを作ることができます。
入れたい文字が決まったら、さっそく印字機へセットします。まずはココロちゃんの顔が、続いて文字がダダダッ！と軽快に印字され、あっという間に完成！できあがった商品を袋に入れ、シール機へ流して封をする仕上げの作業はお客様自らの手で行います。プチ工場見学のようでワクワクしますね。
自分やペットの名前を入れる方が多いなか、「おかあさんの」と入れたかわいらしいお客様もいらっしゃったそうですよ。
【再生医療ブース】再生医療の世界をのぞき見！ 細胞研究者へ！
続いては、ロート製薬が取り組む再生医療を紹介するブースへ。再生医療とは、機能障害や機能不全に陥った生体組織や臓器に対して、健康な細胞等を利用して損なわれた機能再生をはかる医療です。従来の医療では治療法のなかったケガや病気に対して、新しい医療をもたらす可能性があるのです。
ブースでは、「あなたも細胞研究者！」と題して、細胞に見立てたカラフルな砂を用いて細胞培養の模擬体験を行っていました。まずは、遠沈管に入った細胞の懸濁液を混ぜてからピペットで吸い上げ、培地が入ったペトリ皿へ。この時、細胞の播き方にムラがあると細胞の成長や品質に影響を及ぼしてしまうため、ペトリ皿を揺らしながらなるべく均一にしていきます。
白衣を身に付けたお客様は、研究者さながらに真剣そのもの！体験後は、「研究者気分が味わえて楽しかったです」と満足そうな表情を浮かべていました。
その隣には、本物の幹細胞を顕微鏡で観察できるコーナーもありました。当日展示されていたのは動かない状態の細胞ですが、生きている細胞の状態を早回しで再生する映像も用意されていて、動いたり分裂したりする様子を観察することができました。
【サステナビリティブース】地球にも人にも優しく！
次にやってきたのは、「サステナビリティ」のブース。こちらでは、環境に配慮したロート製薬のこだわりや取り組みを商品とともに紹介しています。
展示棚には、プラスチック使用量の削減を目的に考案された紙容器のリップクリームや、今年から付替え用レフィル対応ボトルに変更されたエピステームなどが並んでいました。
さらに、お客様の声を受けてキャップを開けやすく改良したメンソレータムADのジャー容器や、ロートリセグロウの目薬で採用しているフリーアングル微量滴下ノズルについてなど、ユーザビリティへのこだわりにも触れています。環境はもちろん、お客様にも寄り添うロート製薬のものづくりへの真摯な姿勢が伺えるブースでしたね。
【ロートなるほどトーク】開発の裏話やとっておき情報も！
会場の一角で開催され、立ち見も出るほど好評を博した「ロートなるほどトーク」。アイケアや再生医療など、テーマごとに専門の社員が登壇し、開発の裏話や自宅で実践できる効果的なセルフケア方法など、「なるほど！」なお役立ち情報たっぷりのトークを展開しました。
＜テーマ一例＞
- ・未来の瞳を守る アイケアトリビアショー
- ・目元すっきり！リフトアップ体験
- ・再生医療ってなぁに？不妊治療の新しい可能性
参加された皆さんは、何か役立つ情報をお持ち帰りできたでしょうか？
【食体験ブース】おいしく食べて健康に！
続いて、終日多くのお客様で賑わいを見せた「食体験」ブースへ。ロート製薬は、「薬に頼らない製薬会社」を目指し、食を通したヘルスケアサポートに力を入れています。「ロートレシピ」という名称で、大阪・梅田にカフェ＆レストランや総菜専門店も展開しているので、利用したことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ブースでは、ロートレシピで提供している定番のデリをはじめ、ロート製薬のグループ会社である「やえやまファーム」や「北辰フーズ」などが手掛ける加工品を味わえる試食セットがふるまわれました。
さて、お味はいかがだったでしょうか？
「キノコのマリネにキヌアが入っていて食感がよかったです。さっき、インナーケアのブースでベジメーター測定をしてもらったら思っていたより野菜不足だったので、食事にも気を付けないと……と実感しています」（右／Kさん）
「試食品はどれも体に優しいものだと聞きましたが、その中にカレーがあったのは意外でした。スパイシーで味付けもしっかりしていたので、“ヘルシー＝味が薄い”だけじゃないのはいいですね」（左／Fさん）
Fさんが注目していたカレーは、沖縄の海で生まれた微細藻類「パブロバ」入りのグリーンカレー。モズクや昆布に含まれるフコキサンチン、DHA・EPAなど栄養豊富なパブロバを贅沢に使った一品で、ロート製薬が手掛ける「藻類農園FARMO（ファーモ）」に併設する「くめじまーるCafé」のメニューとして提供されています。
同じく、「くめじまーるCafé」の人気メニュー「はてのブルーソーダ」の試飲も好評でした。こちらは、久米島の海洋深層水を使用したドリンクで、スピルリナと呼ばれる青緑色の藻から抽出した天然色素で色を付けています。
「ブルーソーダに興味が湧いて、どこで買えるのか聞いたのですが、今のところ久米島でしか販売していないとのことでした。天然色素であんなに鮮やかな色が出るのはすごいですね」（右／リョウさん）
「赤いポテトサラダに何が使われているのか気になっていたのですが、ビーツだったんですね。娘たち（中央／エナちゃん、ナオちゃん）はソーセージが気に入ったみたいです」（左／ミサさん）
お子様からも好評だったやえやまファームのソーセージは、石垣島のパイナップルを食べて育った稀少なブランド豚「南ぬ豚（ぱいぬぶた）」を100％使用した旨味と肉汁たっぷりの逸品。やえやまファームの公式オンラインショップで販売されていて、自宅用はもちろん贈答品としてもおすすめです。
ほかにも、有機人参を100％使用した「はじまり屋の人参ジュース」や、脂肪の消費をサポートするプロテイン「プロポ」、常温で5年保存できる循環備蓄食品「ハートフード（おにぎり）」など、ロート製薬の食事業の幅広さが伺える展示・紹介が目白押しでしたね。
【キッズブース】遊べて、学べて、相談もできる！
小さなお子様連れのお客様から注目を集めていたのは、会場の出入り口付近にある「キッズブース」。ロート製薬の社員が社内で立ち上げたキッズ関連の合同会社「親子Smile」「みるく舎」「こども偏食少食ネットワーク協会」「ママ’sま～る」の4社が集まり、それぞれの取り組みを発信していました。
ブース内には、「みるく舎」が発行する絵本「ことばのまほう」の試し読みやぬり絵を楽しむお子様をはじめ、触り心地だけでスキンケアクリームを当てる「利きクリームチャレンジ」に挑戦する親子、「うちの子、好き嫌いが多くて……」と相談に立ち寄るご両親の姿が見られました。
ロート愛たっぷり♡来場者インタビュー！
見どころ盛りだくさんの一大イベント、いかがだったでしょうか？最後に、来てくださったお客様に参加した感想を聞いてみました。
「スキンケアのブースでは、今の肌の状態や悩みにあわせておすすめの商品を教えていただきました。たくさんある商品の中からどれを選べばいいかわからないことも多いので、メーカーの方から直接アドバイスがいただけるのはすごく助かりますね」（左／ゆみこさん）
「目の病気を患って何度も手術した経験があるので、“アイケアのことならロート製薬さんへ”と妻が今日のイベントに誘ってくれました。万博では予約が取れなかったアイチェッカーを体験できたのが嬉しかったです」（右／こういちさん）
「ココロート♡Fesは2年前の大阪開催以来、2度目の参加です。今日はMYスキンアクアを2人で一緒に作って、自分の名前とペットの名前をそれぞれ入れました」（アキラさん＆ミカさん）
「ロート製薬の商品が大好きで、ブルーミオの美容液やメラノCCの化粧水は普段からよく使っています。スキンケア商品以外も幅広く展開されていて、サプリメントなどインナーケアの商品も新たに気になりました」（左／なほさん）
「印象に残っているのは細胞研究者ブースです。幹細胞を見たのは初めてで感動しましたし、非常に勉強になりました」（右／ひかるさん）
皆さんそれぞれに印象に残ったブースがあるようですね。「いつも使っています！」とお気に入りの商品について熱く語ってくれた方も多く、皆さんのロート愛をたっぷり感じることができました。
「この日のために手作りしました！」と、ココロちゃんグッズで彩られた素敵なバッグを持って参加してくださった方もいらっしゃいましたよ。推しと一緒に楽しむイベントは、さらに思い出深いものになったのではないでしょうか。
来場者にはスタンプラリー形式でブースを巡っていただいていて、スタンプを3個集めると、出口でお土産がもらえます。もしかすると、「全ブース巡りました！」という猛者もいたかもしれません。お土産袋の中には、各ブースで紹介されていた人気商品の試供品が詰まっていました。ちょっとずつ試せるのがうれしいですよね。
今年も大盛況のうちに幕を閉じたココロート♡Fes。いつも使っているお気に入りの商品も、初めて見る新たな商品も、ロート製薬の社員との触れ合いを通して知っていくことで、より愛着や関心が湧いたのではないでしょうか。
これからもロート製薬社員と皆さまがリアルに交流できるイベントを企画してまいりますので、今後のイベント情報も楽しみにお待ちください！
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