ハイドロキノン※2やアゼライン酸※3など、美容皮膚科でも用いられている美容成分をご存じでしょうか。
長年、ロート製薬ではこれらの成分を配合した医療現場で使用できる品質の「クリニック限定化粧品」を販売してきました。そして今回、その実績を活かして多くのお客様が正しい使用方法で安心してお使いいただけるメソッドを用いた、ロート通販でご購入いただけるクリニック品質のサイエンススキンケアブランド「ダーマセプト RX」を開発いたしました。
ダーマセプト RXが開発された背景とともに、商品ラインナップについて詳しくご紹介していきます。
※1:うるおい成分
※2:製剤の抗酸化剤
※3:整肌保湿成分
<目次>
クリニック限定で販売している「クリニック限定化粧品」には、実は厚生労働省が定めた明確な定義はありません。化粧品ではありますが、成分の特性、配合濃度などから、皮膚の専門家である医師のカウンセリングの下、販売されている化粧品です。ですが本来、医師のカウンセリングの下で販売されるはずの「クリニック限定化粧品」が医師の指導を受けずに簡単に手に入るようになり、皮膚トラブルの相談が増えているという現状もあります。
長年、医家向け化粧品を開発してきたロート製薬はこの現状をなんとかしたいと考え、クリニック品質のサイエンススキンケアを開発するとともに、お客様に正しい使用方法と美容知識を持ってお使いいただける販売システムの構想が始まりました。
2003年、はじまりはハイドロキノン※4配合美容液の開発からでした。ハイドロキノン※4は開発当時、有用性は知られているものの刺激が強く不安定な成分で、安全に安心して使用できる製剤ではありませんでした。患者様のため皮膚科医がより良い品質のハイドロキノン※4製剤を求めているとの声を聞いたロート製薬は、多くの難関を乗り越えながら安定で刺激の少ない製剤の開発に成功しました。その後も、長年有用性は認められつつも、製剤化や高品質化が難しいとされてきた成分を中心に、医師そして患者様に喜ばれる「クリニック限定化粧品」を開発してきました。
また、製薬会社が作る化粧品だからこそ、きちんと効果を確認して診療に役立つ商品であることを検証するため、化粧品にも関わらず医療機関にて臨床試験を実施しています。そしてその結果は学会や論文などでも発表※5され、多くの評価を受けています。
※4:製剤の抗酸化剤
※5:川島眞:臨床皮膚科 60巻13号(2006年12月発行)
さらに美容皮膚科の医療技術や患者様の声を研究開発により活かせるようアオハルクリニック(美容皮膚科、港区)の立ち上げをバックアップしたり、最先端の皮膚医学研究を支援する「ロート皮膚医学研究基金」などを通じて、医師達との連携を深めてきました。
今回、ロート通販から販売するダーマセプト RXには、皮膚科・美容皮膚科の現場でも特にニーズのある5アイテムがラインナップします。
販売名:ダーマセプトRX AZAセラム
化粧品
毛穴のつまり・コメドに着目し、アゼライン酸※6を配合した美容液。肌がテカりやすく、皮脂や毛穴トラブル※7に悩まれている方におすすめのアイテムです。
クリームタイプですがべたつかない使用感で、スポット使いにも、顔の広い範囲にも塗り広げやすい製剤です。また、肌悩みをお持ちの方にお使いいただくアイテムだからこそ、パッチテスト(皮膚への刺激性試験)、ノンコメドジェニックテスト(ニキビができにくい製品かの確認試験)を行っています。※8
・ダーマセプトRX AZAセラムについて詳しく知りたい方はこちら
※6:整肌保湿成分
※7:うるおいを与えることで毛穴を目立たなくする
※8:すべての方に刺激、コメド(ニキビのもと)がおきないというわけではありません。
販売名:■ダーマセプトRX HQセラム
化粧品
ロート製薬の医家向け化粧品開発の原点となったハイドロキノン※9を配合したブライトニング美容セラムです。
製剤の安定化と品質にこだわり、角層の深部まで浸透させる処方設計で気になるスポット※10を狙い撃ち。お肌のために、朝ご使用の場合には日焼け止めを使用するなど、必ずUVカットをおこなってください。
また、成分の特性や肌サイクルのことを考え、HQセラムを3か月続けて使用していただいたあとは、次の使用まで3か月の期間をあけるインターバル期間を設けることをおすすめしています。HQセラムの使用をお休み中は、以下にご紹介しますVCEセラムとのスイッチ使用で緩急をつけたプログラムに。コンシーラーに頼らない潤ったクリアな肌へ導きます。
・ダーマセプトRX HQセラムについて詳しく知りたい方はこちら
※9:製剤の抗酸化剤
※10: 乾燥の気になる部分に塗布すること
販売名:ダーマセプトRX VCEセラム
化粧品
高濃度ピュアビタミンC※11とデルタ型ビタミンE※12を配合したブライトニング美容液です。
安定性と浸透性にこだわったWのビタミンを配合することで、毛穴※13、くすみ※14など多角的な肌悩みにアプローチし、潤った透明感ある肌に。3か月のHQセラムお休み期間中や、顔全体のブライトニングにおすすめです。
・ダーマセプトRX VCEセラムについて詳しく知りたい方はこちら
※11:アスコルビン酸(整肌保湿成分)
※12:トコフェロール(整肌保湿成分)
※13:うるおって毛穴を目立たなくする
※14:うるおいによること
販売名:ダーマセプトRX モイストミルク
化粧品
8種の天然型セラミド(保湿成分)※15とワセリンリッチ処方で、バリア機能に大切な水分を角質層に保持して肌を整えてくれる乳液です。水分を蓄えながら肌本来の働きを整え、健やかな肌へ導きます。
・ダーマセプトRX モイストミルクについて詳しく知りたい方はこちら
※15:セラミド3、セラミド2、セラミドEOS、セラミド1、セラミド6Ⅱ、カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン
販売名:ダーマセプトRX バリアUV
化粧品
敏感なお肌のことまで考えたSPF50+、PA++++のノンケミカル処方(紫外線吸収剤フリー)の日焼け止めです。無香料、アルコールフリー、防腐剤フリー、ノンコメドジェニックテスト済み、敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み※16。
うるおいながらも、さらっとした使い心地です。HQセラムをご使用中のお肌にはこちらの日焼け止めをあわせてお使いいただくことをおすすめしています。
・ダーマセプトRX バリアUVについて詳しく知りたい方はこちら
※16:すべての方にニキビ、刺激が起こらないというわけではありません。
ダーマセプト RXは、医療の現場でも用いられる美容成分※17配合の化粧品だからこそ、安全に正しく使用してもらいたいと考えています。
そこで、実際の医療現場で行われている「問診→スキンケア指導」の流れを踏襲した、日本美容皮膚研究会監修の販売システム“ロートメディカルケアメソッド”を考案しました。まずは購入前にセルフチェックシートで使用者さまの状態を事前確認。そして使用前のユーステストの推奨や、インターバル使用のご案内など、正しい使い方のサポートをいたします。また、ご使用中にもご相談したいことがありましたら、特別研修を受けた専任のスキンカウンセラーがトラブルや困りごとに対応します。
※17:うるおい成分
いかがでしたでしょうか?クリニック限定化粧品開発の先駆者として、長年、医師と患者様の声を聞いてきたロート製薬だからこそ、正しい使用方法でクリニック品質の化粧品を届けたいとダーマセプト RXは開発されました。
これまで美容皮膚科など医療機関への相談は敷居が高いと思われていた方にも、皮膚医学実績の詰まったアイテムを届けられたら嬉しく思います。