「リップメイクはいつも同じ色をさっと塗るだけ」、「トレンドのリップは難しそうで手が出せない」なんて心当たりはありませんか?
ここ数年リップメイクブームが続く中、唇の内側の色や質感に近い“粘膜リップ”や、うさぎの舌や鼻先をイメージさせる“うさぎ舌リップ”、ジューシーなツヤが大人っぽい“ジャムリップ”など、次々に流行が生まれています。微妙な違いはあるものの、これらに共通しているのが“ちゅるん”としたツヤ感。ぷっくりボリューム感のある唇は、健康的な印象や多幸感を演出してくれるので、大人女性にこそオススメなんです!
そこで今回は、今イチオシのリップメイクをご紹介。ロート製薬社員のリップ迷子2人のお悩みを、人気のリップを使ってメイクのプロが解決しちゃいます。色選びから塗り方まで解説しますので、皆さんもぜひお試しくださいね!
<目次>
<今回参加したのはこの3名>
●教えてくれるのは、
ロートネーム:ももちゃん
ロート製薬の百貨店ブランド「エピステーム」のスキンコンサルタントを経て、現在はセミナーでお手入れアドバイスも行う営業担当。メイクブランドでのアーティスト経験を持つメイクのプロとして、広告制作をサポートすることも。
●リップメイクに悩む相談者は、
ロートネーム:かまこ
学生の頃はメイクが楽しくて、気分に合わせて目元や口元の色を変えていたのに、入社以来もう5年も同じリップで停滞。今はアイカラーもリップも無難なピンク一択だが、「もっと似合う色が知りたい!」とのこと。
ロートネーム:あきっつ
もともと肌が青白く、年齢を重ねるほど元気がない印象になりやすいのが悩み。血色よく見えるようにと赤リップを愛用していたが、自分の肌色タイプが判明したことを機に、唇が顔から浮かない色を模索中。
ロートネーム:ももちゃん
私の持論ですが、メイクのバランスを最後に整え、引き締めてくれるのがリップだと思うんです。しかも、アイメイクは色を乗せて、ラインを引いて、まつ毛を上げて…といくつも工程がありますが、リップメイクはスルッとひと塗りするだけでもなんとかなる(笑)。さらに、色や質感だけで顔の印象をガラリと変えられて、簡単・手軽なのにメイク効果絶大なので、利用しない手はありません!
でも、いざ試してみようと思っても、「今ってどんな色をどう塗ればいいの?」と迷ってしまう人も多いのでは? そこで、実際にリップメイクに挑戦する際のポイントを教わりました。
POINT1:色選び
■イエベ(イエローベース)の肌は黄色みのある暖色系、ブルべ(ブルーべース)の肌は青み系の色が似合うといわれますが、それだけで決められないのが難しいところ。実は人の肌色にはグラデーションがあって、顔の上下や左右にイエベとブルべが混在していることが多いのです。そのため、似合う色を見つけるには、実際に肌に塗ってみるのが一番分かりやすいはず。
手の甲に気になる色を何色か塗ってみて、周りの肌色がくすまず明るく見える色を選んでください。
※腕の内側は紫外線ダメージが少なく、肌色が顔より明るいことが多いので、より顔の色に近い手の甲で試すのがオススメ。
■質感は、ちゅるんとしたツヤ感が最近の主流ですが、TPOに合わせてその加減を微調整するのが大人のマナー。お仕事やフォーマルな場では、きちんと発色させつつもツヤ感は少し控えめに。オフの日や華やかなシーンにはツヤたっぷりでOKです。
POINT2:塗り方
唇の輪郭をはっきり取らず、じゅわっとにじんだように仕上げるのがトレンド。実際の輪郭よりもオーバーめ、特に上唇は山の間にも軽く色を乗せると、今っぽい印象に仕上がります。
ここからは、ロート製薬の大人気リップを使って実際にメイクをスタート!
1つ目は似合う色でなりたい印象を叶える基本のリップメイク、2つ目はそこに1ステップ加えたクラスアップメイクと、2段階で印象チェンジさせちゃいます!
今回使ったロート製品はこの2シリーズ
メンソレータムフラッシュティントリップシリーズとメンソレータムリップフォンデュシリーズ!
かまこのお悩み
赤は濃いし、オレンジは似合わないからと、消去法的にピンクのリップをもう何年も使っているのですが、本当はどんな色が似合うのかイマイチ分かりません。唇自体の色も形も薄いのがコンプレックスで、最近はさらに唇の色ムラも気になり出して…。ぷっくり血色のいい健康的な唇に見えるリップメイクが知りたいです。
<1パターン目>
ももちゃんアドバイス:ちゅるんと明るいヘルシーリップの作り方
1.リップのきれいな色を楽しむために、まずは唇の色ムラを補正。ファンデーションやコンシーラーを使う方法もありますが、縦ジワを防ぎたい人には「メンソレータム リペアワン 角質ケアリップ」をベースに使うのもオススメ。下地用ではないものの、スクラブ効果で唇をケアしながら、うるおいの膜ができるので、その上に塗るリップの色がきれいに出ます。
販売名:メンソレータムRリップスティックMDS 化粧品
・「メンソレータム 薬用リップ リペアワン」 シリーズについて詳しく知りたい方はこちら
2.メインに使ったリップは「メンソレータム フラッシュティントリップ(ピンク)」。真ん中から口角へ塗る際、輪郭部分はリップの角(エッジ)を使うと便利!リップの面をそのまま塗ると唇からはみ出してしまう人も、このテクニックを使えばきれいに塗れますよ。かまこさんは口角周辺の色がぼやけがちですが、その部分にしっかり色を乗せると、口角がキュッと締まって見えて、口元がよりかわいく見えます。
販売名:ロートRリップカラーFP 化粧品
<かまこコメント>
立体感がないのが悩みだった唇が、リップ1本でこんなにぷるんと仕上がるなんて!下地代わりに使ったリップスクラブのおかげでくすみも気にならず、ちゅるんっとキュートな唇に見えてうれしいです。
<2パターン目>
ももちゃんアドバイス:明るい印象の爽やかカジュアルメイクの作り方
1.ヘルシーメイクを叶えるために、先ほど作った口元(A)に、「メンソレータム リップフォンデュ(ヌードベージュ)」を上下の唇の真ん中部分だけに重ねます。その際、輪郭は取らず唇の山もフラットに。中央にポンと丸いツヤができることで、唇全体に厚みがあるように見えて、ぷっくり立体感が高まります。
販売名:メンソレータムリップZB 化粧品
2.唇の立体感に負けないよう、目元はグリーンのアイカラーで爽やかな印象に。まぶた全体に明るい色を軽く塗ってベースを整えた後、アイホールに広めにゴールドを塗り、二重の内側からグリーンを重ねて奥行きを出します。
3.唇と目元に色を感じる分、チークは軽めに。肌の赤みを強調しないように、オレンジ系でバランスよく仕上げて完成です!
<かまこコメント>
グリーンのアイカラーなんて初めて!今までに出会ったことのない自分になりました(笑)。唇もプチプラのリップで作ったなんて思えない仕上がりで、これこそ理想のぷっくり感。またメイクが好きになりました!
あきっつのお悩み
私はリップの塗り方がイマイチ分からなくて、ただフラットに直塗りして、ムラができたら指で直すぐらい。色選びにも困っていて、明るい色を使えば浮くし、くすみカラーは顔が暗く見える。今どきに見えて、浮かない色を教えていただきたいです。
<1パターン目>
ももちゃんアドバイス:ぷるんと健康的なジューシーリップの作り方
あきっつは血色の悪さでお悩みですが、唇にはちゃんと赤みがありますよ。元気に見せたいということなので、今回は少しオレンジっぽさもあるベージュをセレクトしました。
1.色ムラのない唇なのでベースは塗らず、「メンソレータム フラッシュティントリップ(ベージュ)」を直塗り。内側から外側へと塗りますが、唇の輪郭部分に色が足りないので、リップのエッジを使って色みを足します。
販売名:ロートRリップカラーFB 化粧品
2.ジューシーに見せるには、ツヤを足すのがポイント!グロス代わりに「メンソレータム リペアワン ナイトケアリップ」を上下の唇の中央に重ねて完成です。このアイテムはパックするように保湿できるので、唇がぷっくりするだけでなく、乾燥しないので縦ジワも防げます。
販売名:メンソレータムRリップチューブMDT 化粧品
<あきっつコメント>
「血色感=赤」と思っていましたが、ベージュでこんなにいきいきした印象にできるのに驚きました。ペンシルやブラシを使わなくても、リップ1本できれいに仕上がって感動です。ティントにツヤを重ねるのも新鮮でした。唇がかわいくなってうれしい!
<2パターン目>
ももちゃんアドバイス:きちんと上品な華やぎメイクの作り方
次は、もとの唇の色を生かした先ほどのメイクに、少し色ツヤを足して華やかに仕上げました。
1.唇は、先ほどと同じ「メンソレータム フラッシュティントリップ(ベージュ)」を、輪郭よりややオーバー気味に薄く塗り、その上から全体的に、ラメが輝く新色「メンソレータム リップフォンデュ(ロゼピンク)」をオン。しっかりとした発色が大人らしく、知的な印象を与えてくれます。
販売名:メンソレータムリップZGP 化粧品
2.洋服とのバランスを考えて色を出し過ぎないよう、目元は流行りのカラーレスな感じに。明るめのベージュでまぶた全体を整えた後、ゴールド系のブラウンを目の際から広めに重ねます。あきっつはまつ毛がとても長いので、目元が強くなりすぎないようアイラインや黒いマスカラは使わず、深いグリーンのマスカラでニュアンスだけをプラス。
3.目元や口元がしっかりしている分、チークは薄めの色を外側にふわっと入れる程度に仕上げました。
<あきっつコメント>
自分では輪郭を意識してリップを塗ったことがないのですが、塗り方次第でこんなに形が整うんですね。今まで選ばなかったベージュやピンクで血色感が出せること、控えめに塗っても2色使いでしっかり発色することを教わって、すごく勉強になりました。リップの2色使い、早速取り入れます!
リップはひと塗りで顔の印象が変えられる楽しいものです。特に今回使った2つのリップは、イエベとブルべのどちらにもなじむ色設計+シアーな発色なので、どの色も失敗なく使っていただけると思います。重ね付けすると印象も変わるので、どんどん自分仕様で楽しんでくださいね。
「メンソレータム フラッシュティントリップ」
つけた瞬間カラー成分が発色。後から、唇の水分と反応するティント成分が染まることで発色が長持ちする、ウォーターティント処方の色付きリップ。6種のトリートメントオイル※1(保湿成分)配合で、色が落ちにくいのに乾燥しにくく、つけたてのようなうるおいに満ちた美発色が続きます。
※1:スクワランオイル(スクワラン)、ホホバオイル(ホホバ種子油)、アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)、アボカドオイル(水添アボカド油)、シアバター(シア脂)、オリーブオイル(オリーブ果実油)
・「メンソレータム フラッシュティントリップ」シリーズについて詳しく知りたい方はこちら
「メンソレータム リップフォンデュ」
とろけるようにやわらかで厚みのある美容液オイルのツヤ膜がぽってり唇を実現。うるおい成分、ペプチド※2や温感※3&清涼感※4成分配合で、じんわりスーッと心地よくボリュームアップ※5リップへ導くプランパー※6です。縦ジワが気にならない、ぷっくりうるおった唇に見せる粘膜カラーも特徴。
※2:パルミトイルトリペプチドー38
※3:バニリルブチル
※4:メントール、メントキシプロパンジオール
※5:メーキャップ効果による
※6:メーキャップ効果によりボリュームアップするリップ