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2022/03/23

“赤み”を伴うかゆ~い湿疹に!「メディクイックプロ」治療薬

肌にかゆいブツブツなどの湿疹ができたとき、どうしていますか?我慢できずに、かきむしってしまう方も多いかもしれません。しかし、掻いていくうちに、どんどん赤いヒリヒリ部分が広がって、びっくりした経験はありませんか?この赤みを伴うかゆい湿疹は、放置しても治るものではありません。炎症がある状態なので、かゆみを抑えながら、炎症を鎮めていく必要があります。

今回ロート製薬から発売する、「メンソレータム メディクイックプロ」は、かきむしりたい赤みを伴う湿疹などの治療薬です。「メンソレータム メディクイックプロ」のこだわりや、商品特徴、開発秘話を、担当者に聞いてきました。

企画担当者:ゆいゆい

この人に話を聞きました

企画担当者:ゆいゆい

開発担当者:きんちゃん

開発担当者:きんちゃん

なぜ“赤い・かゆみ湿疹”はできるの?

企画担当者:ゆいゆい

企画担当者:ゆいゆい

湿疹とは、皮ふの表面にかゆみを伴う炎症が起きる病気のことです。
湿疹の原因はさまざまで、外部からの刺激によるものや、体質などの身体内部から作用するものなどありますが、原因を一つに特定できないことも多いんです。

例えば、肌のバリア機能が低下していると、外部からの刺激に弱く、湿疹が起こりやすくなるので注意が必要です。
外部からの刺激により、肌に炎症反応が起きたとき、かゆみ神経が刺激されると“かゆみ”が生じ、毛細血管が拡張することで“赤み”が生じます。毛細血管の透過性が増え、血漿成分が漏れ出すと、腫れたり、ぶつぶつが出るんです。

赤みを伴う湿疹ができたら“冷やす”と治る?

開発担当者:きんちゃん

開発担当者:きんちゃん

赤いかゆみを伴う湿疹が出てきてしまった場合、多くの方が、「冷やす」という対処をされています。
しかし、残念ながら「冷やすだけ」では治りません。
冷やしている時は、かゆみが軽減されることもありますが、あくまでも一時的なので、かゆみがぶり返すことも。
冷やすだけではなく、大元の原因にアプローチできる、治療効果のある医薬品で治すことが大切です。

かゆくて掻いたら、“赤み”が広がる!?

開発担当者:きんちゃん

開発担当者:きんちゃん

かゆみがあると、ついつい掻いてしまいますよね。でも悪循環が生まれるので要注意。
掻いてしまうと、さらに肌のバリア機能が壊れ、外部からの刺激にも過敏に反応しやすくなります。すると、症状が悪化したり、拡大することにもつながるんです。
掻きむしると、いつの間にか赤みも広がり、悪化し、治療が長引く原因にもなり、また、痕が残ってしまうこともあるので、早めに治療することが大切です。

赤みを伴うかゆみ湿疹に「メディクイックプロ」誕生

メンソレータム メディクイックプロ軟膏 メンソレータム メディクイックプロクリーム 第②類医薬品

企画担当者:ゆいゆい

企画担当者:ゆいゆい

「メディクイックプロ」は、9つの有効成分を配合した、「湿疹・かぶれ・かゆみ」に効く医薬品です。

湿疹の原因は様々なので、多角的に原因にアプローチする必要があります。かゆみを鎮めるだけではなく、炎症も抑え、荒れた肌も修復するなど、炎症の負の連鎖を止めることが大切です。メディクイックプロは9つの有効成分が様々な原因にアプローチします!スーッと気持ちよいクール感のある使い心地です。

9つの有効成分を配合

<選べるクリームと軟膏の2タイプ>

メディクイックプロのクリームは「さらりと伸びて、べたつかない」使用感で、軟膏は「しっかり密着して患部を覆う」使用感です。
例えば、季節によって夏はべたつかないクリームを使い、冬はしっかり密着する軟膏を使いたい!という使用シーンに合わせて、有効成分などの処方も考えています。
使うシーンなども異なることから、それぞれの剤型に合った有効成分を選んでいるんです。

こだわりの“アンテドラッグ型ステロイド”採用

メディクイックプロは、9つの有効成分配合で、赤みを伴う湿疹やかぶれ、皮ふ炎などの、かきむしりたいかゆみをすばやく鎮めるステロイド外用剤です。

ステロイドは、体内でつくられている副腎皮質ホルモンを薬に応用したものです。非常によく効く成分として活用されていますが、それだけに体への影響が気になるという声があります。

メディクイックプロでは、体内に吸収されると低活性物質にかわる“アンテドラッグ型ステロイド”を採用しています。

アンテドラッグ型ステロイドとは、患部でよく効き、体内で分解する、治療効果と安全性の両立を目的として開発された抗炎症成分です。
メディクイックプロに配合されている「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」はOTC医薬品の中では中間の「ミディアム」の強さに分類されるステロイド成分です。

開発担当者に聞きました!

すぐにでも治したい、かゆい赤み湿疹の治療のコツや、メディクイックプロの使い方のアドバイスなどを、開発担当者に聞きました!

Q.かゆみ湿疹の治療のコツを教えて!

開発担当者:きんちゃん

開発担当者:きんちゃん

こまめにぬる 就寝時にじっくり

  • こまめに治療薬を塗ることが大切です。特に、手や腕など、お薬が落ちやすい部位には、1日数回塗り直すと効果的です。
  • 夜寝る前の治療薬のご使用は有効ですよ。患部を休めることができ、お薬も取れにくいため、じっくりと。
  • ◇症状が改善するのに伴い、使用回数を減らしていきましょう。
  • ◇症状が治りにくいとき、また、慢性的に症状をぶり返す方は、医師に相談されることをオススメします。

Q.治療薬の使い方のアドバイスは?

メディクイックプロを使用する場合は、クリームでも、軟膏でも、患部全体を覆うように、お薬をやさしく伸ばしてください。
擦りこまず、のせるように塗ると、湿疹部分にきちんとお薬がつきます。
小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。

Q.どんな症状が治せる?

湿疹やかぶれ、かゆみ以外にも、じんましんや、あせも、虫刺されなどの症状にもお使いいただけます。
ただし、目や目の周囲、口唇などの粘膜や顔面の広範囲や、水虫、水痘、たむし、化膿している患部などの部位へのご使用はおやめください。

最後にお客様にひとこと

企画担当者:ゆいゆい

企画担当者:ゆいゆい

開発担当者:きんちゃん

開発担当者:きんちゃん

メディクイックプロは9つの有効成分で、かゆい赤み湿疹に、多角的にアプローチして治す医薬品です。もちろん有効成分へのこだわりもあります。
例えば、メントールやカンフル。成分名を聞くと “スースーする清涼成分かな?“と思う方が多いかもしれません。ただ実はこの成分、単なる清涼成分ではなく、医薬品の「有効成分」としても認められている成分なんです。
スーッと心地良いクール感もありますが、かゆみを鎮める作用もあります。ドラッグストアなどで医薬品を購入してセルフで対処されるからこそ、効き目とともに、掻きむしりたいほどかゆい湿疹に気持ちよく使用いただけるというのも、こだわりポイントです。
ロート製薬は、これからもお客様の気持ちに立ち、効き目と使用感の良さを両立できるように、研究開発を続けていきたいと思います。

メントール:l-メントール

カンフル:dl-カンフル

・「メディクイックプロ」についてもっと詳しく知りたい方はこちら