ワキのニオイ、誰しも一度は気になったことがあるのではないでしょうか?でも本当にニオっているかどうかってなかなか、自分では気が付きにくいものですよね。他人から漂うニオイで、「はっ」として、慌てて自分も気になり始めた…なんて経験もよく聞きます。
ロート製薬のリフレアシリーズは、「ワキガに悩む人達を助けたい」という想いから2000年に誕生しました。
この汗の悩みに向き合い続けて、シリーズ累計5,000万個突破*1。そして、ついに、2022年3月に「ワキガ臭★まで、ニオわない!」NEWリフレアが誕生しました。徹底的にこだわって作られた「リフレア」について、開発・企画担当者に想いを聞いてきました。
★ワキが(腋臭)皮膚汗臭
*1 ロート製薬累計出荷数量(2000年3月1日~2021年9月2日)
<目次>
この人に話を聞きました
企画担当者:まっちゃん
開発担当者:まさとさん
企画担当者:まっちゃん
ワキ汗のニオイとワキガは違います。体臭が強い=ワキガと誤解しているケースもよくあります。
ワキ汗のニオイもワキガも、もともとの原因は実は「汗」。でもその汗の種類がそれぞれ違うんです。
汗は大きく分けて「アポクリン汗腺から出る汗」と「エクリン汗腺から出る汗」の2種類があります。その種類により、ワキ汗のニオイが発生するのか、ワキガとなるのか分かれるんですよ。
アポクリン腺から出る汗は、脂質・たんぱく質・糖質・アンモニアといった成分を含んでいます。汗そのものは無臭ですが、皮膚に存在する菌が汗を分解することで、いわゆるあの独特な「ワキガ臭」が発生し、皮脂と混ざることでさらにニオイが強くなります。
アポクリン腺は誰しもが持っている汗腺ですが、この腺が大きく、数も多ければ多いほど、汗の分泌量が多い傾向があり、ワキガのニオイが強くなると言われているんです。
エクリン腺から出る汗は、水と塩分でできた汗です。エクリン汗腺は全身の皮膚表面にあり、汗を分泌することで、体温や水分の調整を行っています。汗そのものは無臭で、皮膚に存在する菌が汗を分解したり、皮脂と混じり合ったりすることでニオイが発生し、いわゆる「汗くささ」や「体臭」の原因になるんです。
ワキガという名称は、腋(ワキ)の下(ガ)で発生するニオイであることに由来し、医学的には「腋臭症」や「アポクリン臭汗症」と呼ばれています。
ワキガをそのままにしても、体調を害したり、悪化したりすることはありませんが、独特の嫌なニオイが発生するため、とても気になっている人が多い症状でもあります。
実はワキガ(腋臭症)の診断には、明確な基準がないため、なかなか自分自身で「自分はワキガだ」と判断するのは難しいのですが、ここでは、簡単にできるセルフチェックの方法をご紹介します。次のような特徴がある方はワキガの可能性が高いといえます。
企画担当者:まっちゃん
女性の場合、生理や妊娠、出産の際に、一時的にワキガのニオイが強くなることがあるんです。女性ホルモンの作用により、ワキガ臭の発生の原因でもあるアポクリン汗腺も、影響を受けるのです。
一時的なこととは言え、生理はおよそ月に1回やってくるものなので、頻度が高いとも言えます。もしニオイがきつくなっていたら、対処できたらいいですよね。
開発担当者:まさとさん
ワキの匂いは、ワキガで悩む人もいれば、ワキ汗によるニオイで悩む人もそれぞれです。それぞれ“汗の種類”が違うというお話をしましたが、実は、ワキガ体質の人もそうでない人も「汗そのものは無臭」なんです!
ではなぜニオうのかというと、“菌”が原因だったんです。
ワキのニオイの原因は、皮膚の表面に付着している菌が、汗に含まれる成分や皮脂を分解することで起きる分解臭や酸化臭だったんです。
だから、ワキのニオイが気になる人にまず気をつけてほしいのは、ワキに菌が繁殖しないよう、清潔な状態に保つということ!菌が増殖した分だけニオイも強くなるので、こまめに汗を拭いたり、シャワーを浴びたりするのがオススメです!つまり、ワキのニオイは、汗と菌の繁殖を抑えれば、防げるんですよ!
企画担当者:まっちゃん
ロート製薬が本気でワキガの匂い対策を考えて作った制汗剤です。
ワキのニオイの原因は、“汗を菌が分解する”ことで発生します。皮膚の表面に付着する菌は、一日を通じてどんどん増えていくので、ニオイを抑えるには、香りでごまかしたり、汗を止めようとしたりするだけでは十分な対策とは言えないんです。だから、リフレアは、ニオイの元となるニオイ菌を徹底殺菌する事で、ワキのニオイを元からしっかり抑えます。ワキのニオイは、汗と菌の増殖を抑えれば防げるんです!
イメージ図
この菌をコントロールする技術は、実は、ロート製薬の目薬の研究で最も重要な「微生物・菌のコントロール」知見を生かし、リフレアに応用しています。
リフレアは、Wの殺菌成分*3を配合!ニオイの原因となる「菌」を徹底殺菌します。
また塗り薬や日やけ止めの技術で培った「落ちにくい製剤技術」もリフレアにも活かされています。
リフレアは、汗に強く、殺菌成分と制汗成分を含んだ製剤が、密着し続ける処方を実現しました。ワキの下など汗が出やすいところに直接塗り込む「じか塗りタイプ」で、しっかりケアして24時間快適に過ごせますよ。
ニオイが気になってから、消す!という対処をするのではなく、“ニオイが元から発生しないようにする”にはどうしたらいいか?を考え、「トラブルを元から対処したい!」という発想のもと、リフレアは研究開発をしています。
・効能・効果:ワキが(腋臭)、皮フ汗臭、制汗
*3:イソプロピルメチルフェノール、ベンザルコニウム塩化物
リフレアはお好みに合わせて、クリーム、ジェル、リキッドの3タイプから選べます!
クリーム
(チューブタイプ・ジャータイプ)
販売名:ロートR薬用デオドラントPC 医薬部外品
ジェル
販売名:薬用デオドラントGb 医薬部外品
リキッド
(ロールオンタイプ・ワキぴたロールオンタイプ)
販売名:ロートR薬用デオドラントPR 医薬部外品
おススメは“高密着のクリーム”
開発担当者:まさとさん
密着力が最も高いクリームが、効果も一番長く続くと考えられます!リフレアのクリームには2つタイプがあります。
チューブタイプのクリームは、実はキャップの中はこんなドーム型の形をしています。そのままワキに塗り広げることができるので、手を汚さずに済みますよ!クリームはべたつくイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、べたつきにくいのもおススメポイント!私のイチオシです!
もっとたくさん使いたい人には手で塗り込むタイプの55g大容量のジャータイプのクリームもあります!お好みで選んでくださいね。
開発担当者:まさとさん
Q1)1日何回使えますか?
1日何回という決まりはないのですが、外出前や汗臭が気になった時にご使用下さい。
またニオイが発生する前に塗るのもコツの一つです。
朝出かける前やお風呂上り等にお使い頂く事をおすすめします。
Q2)男性でもつかっていいですか?
もちろんお使いいただけます!24時間の殺菌力持続処方で、男性も気になるワキのニオイをしっかりとカットしてくれます。
Q3)子どもも使っていいですか?
特に年齢の指定はありませんが、おしゃれや体臭を気にしだす小学校高学年位からご使用下さい。もし、小さなお子様が使用されるときは保護者の指導のもとでご使用頂ければと思います。
Q4)香りはありますか?
リフレアは全品無香料です。ニオイを香りでマスクするのではなく、元からしっかりとケアしたい方にオススメです。
ワキの汗・水分をふき取り、清潔なワキに塗ること
ワキ全体にムラなくしっかり塗り広げること
ワキよりはみ出るくらいの範囲に広めに塗って、
しっかり乾かすのがポイントです!
ニオイが発生する前に塗ること
企画担当者:まっちゃん
クリームの制汗剤って珍しいと思いますが、実は、密着力があるので効果も長持ちすると言われています。
しかし、いくら効果感や密着力があると言っても、べたつくクリームだと嫌ですよね…。だからこそ、リフレアは使用感の良さにもとことんこだわっています!何度も何度も試作を繰り返して、ちょっと常識では作れないような「独自処方」にたどり着くことができたんです。ピタっと密着して、べたつかない!しっかりケアすると、一日中快適に過ごせますよ!
開発担当者:まさとさん
発売開始から22年、すでに多くの方にご使用いただいてきましたが、今回さらに進化すべく生まれ変わりました。開発過程は実は非常に波瀾万丈でした。医薬部外品で有効成分も配合されているため、非常に安定性を保つのが難しく、本当に何度も試作し、ようやく製剤が完成したときは感動でした。そのころは自分でも使用感をチェックするために、ワキ毛を剃っていたんですよ。
ロート製薬が制汗剤に挑み続ける理由としては、やはり、ワキに悩みを抱える人が多いという事実。だからこそ、なぜワキのニオイトラブルが発生するのか原因を突き止める必要があると思いました。ニオイが出てから対処ではなく、ニオイが発生しないようにしたい!本当に悩みゼロに向けて、さらに研究を進めていきたいと思います。