このページの先頭です
ここから本文です

知っておきたい妊娠の基本2 ママと赤ちゃんの“妊娠カレンダー”

クリニックで妊娠の確定診断をもらい、妊婦健診で成長する赤ちゃんの様子を見たら、お腹の中に赤ちゃんがいるんだと、さらに実感しますよね。小さな命の結晶が「とつきとおか」と呼ばれるおよそ10カ月、ママのお腹の中で成長し、オギャーと産声をあげて誕生するんです。今回は妊娠中どのようにママの体が変化し、赤ちゃんがお腹の中で成長するのかについてのお話です。

まるこ

ライター紹介:
ニックネーム まるこ

現在二児のママ。自身の体験も踏まえながら皆さまに役立つ情報をお届けしていきます。好きな言葉は、「思い立ったが吉日」。悩んだらまずはやってみるをモットーに日々育児に仕事に奮闘中!

イメージ

妊娠初期(2カ月〜4カ月)

♥2カ月(4週〜7週)

超音波検査で、赤ちゃんが入った袋「胎のう」が見え始めます。おなかの赤ちゃんの中枢神経や内臓、目や耳などの器官がつくられる大切な時期です。6週頃には超音波検査で心拍も確認できるようになります。まだまだ心臓が完成する途中なので、はっきりとした心拍が確認できないこともあります。

妊娠初期は赤ちゃんの器官などが作られる大切な時期です。タバコやアルコールは悪影響をもたらすので必ず控えましょう。また妊娠初期に出血することがあります。とてもびっくりするかもしれませんが、珍しいことではありません。しかしトラブルの兆候であるケースもあるため、少量でも出血があった場合は自己判断せずに、医師に相談して適切な処置を受けましょう。

♥3カ月(8週〜11週)

頭・胴・手足などヒトらしい姿になってきます。さらに肝臓、胃、腎臓などが働きだします。超音波検診では、手足をパタパタと動かすかわいい様子なども見れるかもしれませんよ。また、一般的に妊娠3カ月を超えれば早期流産の可能性が低くなると言われています。

胎児の心拍が確認できた頃、医師から母子手帳をもらうように言われます。役所などで医師からもらった「妊娠届」を提出し交付されます。母子手帳は妊娠中も出産後も必要な大切なものです。また、個人差がありますが、つわりをピークに感じる人も多い時期です。何も食べられず、赤ちゃんに栄養が届いているか心配になるかもしれませんが、胎盤が完成する15週頃までは、赤ちゃんが自分で栄養をまかなっているので大丈夫ですよ。食べれるときに食べて、ゆったりとしてくださいね。

♥4カ月(12週〜15週)

器官の形成がほぼ終わり、これからは体や手足の骨、筋肉などを発達させていきます。15週頃には胎盤が完成します。胎盤は赤ちゃんとママをつなぐ大切なもので、母体から赤ちゃんに酸素や栄養を届けたり、赤ちゃんにとって不要な老廃物を母体の血液に戻す働きなどをします。羊水も増えるため、超音波検査では活発に動く赤ちゃんが見えるかもしれません。

お腹もふくらみ始めます。つらかったつわりがおさまる人も。つわりがおさまると急に食欲が出てきたりしますが注意が必要です。へその緒を通してママが食べたものが赤ちゃんにも届くことを意識して、食事のバランスに気をつけましょう。妊娠は太り過ぎも痩せ過ぎもトラブルの原因となるため、体重管理はとても大切です。

妊娠中期(5カ月〜7カ月)

♥5カ月(16週〜19週)

赤ちゃんは4頭身になり、バランスのとれた体つきに。赤ちゃんの体に皮下脂肪がつき始め、骨も丈夫になり筋肉もついてきます。超音波検査では手を口元にもってくるなどのしぐさや指しゃぶりをする姿を見れるかもしれませんよ。

お腹のふくらみが目立ってくるようになります。普段の服がきつく感じたらマタニティウェアなどを着るといいでしょう。妊娠中期はつわりの症状も軽くなり、流産の発生率も少なくなるため「安定期」と呼ぶこともあります。しかし、お腹の中には赤ちゃんがいることを忘れずに、あまり無理はしないようにしましょう。また妊娠中は、ホルモンバランスによって口腔内の環境が悪くなります。歯医者さんに行って検診を受けるといいでしょう。

♥6カ月(20週〜23週)

消化器、泌尿器などの器官も成熟してきます。聴覚も備わってくるので、ママやパパの声を聞いているかもしれませんよ。たくさん話しかけてあげてくださいね。

お腹の中で元気に動く赤ちゃんの胎動を感じることが増えてきます。パパもお腹に手を当てて一緒に赤ちゃんの存在を感じましょう。またママはお腹がせり出してきます。体の重心がずれ、腰や背中に負担がかかり腰痛なども感じるように。また転倒などのリスクが高くなるため、ゆっくりと少しずつ動くよう気をつけましょう。また重いものを持ったり、激しい動きなど無理をすると「お腹の張り」を感じることも。安静にして治まるようであれば問題はありませんが、出血や痛みを伴う場合は、トラブルの可能性があるのですぐに受診しましょう。

♥7カ月(24週〜27週)

耳や目で得た情報を脳へ送る伝達経路が完成し、さらに脳が発達して体の制御機能が高まり、赤ちゃん自身の意志で体の向きを変えて羊水の中をクルクル動き回るようになります。また性別もわかるようになります。

お腹がさらに大きくなります。しかし同じように皮膚は伸びていくことができないため、お腹の皮膚に赤紫色の筋状の線ができる「妊娠線」に注意が必要です。妊娠線ができないように、しっかりと保湿してケアしましょう。

妊娠後期(8カ月〜10カ月)

♥8カ月(28週〜31週)

誕生に備えて、横隔膜を上下させ呼吸に似た動きをし始めます。心臓や肺、腎臓などの内臓器官や脳などの中枢神経の機能が充実してきます。目鼻立ちがはっきりして表情も出てきます。妊娠後期になると赤ちゃんは頭を下にした姿勢に落ち着いてきます。

お腹が張ることが多くなります。横になって休むのは赤ちゃんのためにもなりますよ。それでもおさまらない場合や間隔が短くなったり、痛みや出血を伴う場合はトラブルの可能性もあるため早急に産院に連絡しましょう。また便秘や痔になることもあります。悪化してつらい時は医師に相談しましょう。出産まであと少しです。安産・難産の分かれ道にもなる体重管理が大切な時期です。

♥9カ月(32週〜35週)

皮下脂肪が増え、体つきがふっくらして、見た目は新生児とほとんど同じようになってきます。外でもしっかり呼吸ができるよう35週になると肺の機能がほぼ完成に近づきます。

大きくなった子宮に胃や膀胱が圧迫され、胃の不快感や頻尿、尿もれなどに悩まされことも。特に尿もれを経験したことがないママはドキッとするかもしれませんが、多くの妊婦さんが経験していることです。おりものシートや尿もれパッドを使い上手に付き合っていきましょう。

♥10カ月(36週〜40週)

出産が近づくと、赤ちゃんは、いつ産まれてもいいように骨盤の方に下がってきます。37週〜41週6日までを「正期産」といい、赤ちゃんがいつ生まれても問題ない状態に育っている時期です。

いよいよ臨月です。出産予定日は40週0日ですが、あくまでも目安です。その日ぴったりに生まれるわけではないので、正期産に入ったら、いつ産まれてもいいように準備しておきましょう。また適度な運動も始め、出産に備えましょう。また最後まで食生活には気をつけ体重が急激に増加しないようにしましょう。

出産〜産後すぐ

出産後、大きくなった子宮は、元に戻ろうとして収縮を始めます。その際に痛みを伴うことも。また出産という大仕事をしたママの体はヘトヘトです。産後1カ月は無理は禁物ですよ。この時期にしっかり体を休めないと、悪露(おろ)*1が止まらなかったり、トラブルが起こることも。生後1カ月検診で医師から「妊娠前と同じ生活に戻ってOK」と言われるまでは、できるだけ無理をしないようにしましょう。入院中に授乳や沐浴のことなど分からないことは、医師や助産師さんに聞いておきましょう。生まれたばかりの赤ちゃんにたくさんスキンシップをしてあげてくださいね。

*1 悪露:出産後の数週間、子宮や膣から出る分泌物のこと。

いかがでしたでしょうか。妊娠中「とつきとおか」お腹の中の赤ちゃんと過ごした日々は、とても尊いものですね。つわりや、お腹もグーンと大きくなって、思うように動けなかったり、いろいろな制限があったりと苦しいこともあるかもしれませんが、赤ちゃんはママのお腹のなかでスクスク、生まれる直前まで成長しています!そして、赤ちゃんもとても頑張って生まれてきます!不安などがあれば、一人で溜め込まず、周りの人を頼ることも大切です。ママもパパもまだまだ初心者なんだから。これからも家族で協力して、育児してきましょう。

関連記事
・知っておきたい妊娠の基本1 とても大切な“妊娠初期”

記事一覧を見る

合わせて読みたい記事

記事一覧を見る
  • この他にもお得なことがいっぱい!!
  • 新規会員登録する

contents_title

  • 目からウロコ!目の健康ガイド
  • キレイな素肌の秘密 スキンケア研究所
  • 毎日を笑顔で元気に 健康美容ナビ
  • ものづくりの裏側 商品開発ストーリー
  • 教えて、聞いて みんなの声