記事
2019/04/10

二の腕の気になるぷつぷつ、何とかしたい!さめ肌をなめらか肌へ導く正しいケア

長袖の季節は見ないふりをしていても、暖かくなって露出が増えるにつれて、周囲の目線が気になり始める二の腕のぷつぷつ・ざらざら。背中やふくらはぎにできることもあるこの肌トラブルは、特に若い人に多いのが特徴です。赤くなったり、色素沈着して黒ずんだりしやすく、その見た目で多くの人を悩ませるものの、痛みやかゆみはないため、ついつい放置していたり、自己流ケアで試行錯誤を繰り返したりと、対処法に困っている人も多いのではないでしょうか。知らず知らずの内に悪化させないように、二の腕のぷつぷつ・ざらざらの原因から陥りがちな間違いケア、理想の対処法まで合わせてご紹介します。

研究開発 ロートネーム:でぃーん

教えてくれたのは

研究開発 ロートネーム:でぃーん

イメージ

ぷつぷつ・ざらざらの主な原因は“毛穴づまり”

ぷつぷつ・ざらざら部分をよく見てみると、ブツッと盛り上がっているのは毛穴部分ということがわかります。毛穴の内側に古い角質がたまり、それが皮膚表面に突き出しているのです。さらにその毛穴の詰まり(=発疹)が炎症を起こすと、赤みのあるぷつぷつになったり、色素沈着を起こして黒ずんでしまったり。このようなぷつぷつ・ざらざらの肌は総称して“さめ肌”とも呼ばれています。最もできやすいのは二の腕のようですが、太ももやふくらはぎ、背中など、いろんな部分で起こりうる肌トラブルなのです。

イメージ

「毛穴が詰まり、炎症を起こす」というと、ニキビと似ているようにも思えますが、全くの別物です。ニキビで詰まっているのは、角質ではなく皮脂ですので、ケア方法も異なります。
もう1つ、症状が似ているのが“マラセチア毛包炎”。あまり聞きなじみがないかもしれませんが、思春期の頃に背中によくできる発疹です。皮膚の常在菌の一種、マラセチアの増殖によって毛穴が拡大し、角栓ができることでぷつぷつ・ざらざらになります。多くの場合、春から夏にかけて発症するので、この時期に発症するかどうかも見分けるポイントの1つです。
間違ったケアで症状を悪化させないように、ご自分のぷつぷつ・ざらざらは何が原因なのか、見分ける参考にしてくださいね。

意外と多いさめ肌のお悩み。どんな人にできやすいの?

イメージ

ロート製薬が行った調査によると、さめ肌のぷつぷつ・ざらざらに悩んだことのある女性は、3.5人に1人※1と多く、意外に身近なトラブルです。中でも10代の30~40%に発生するというデータもあり、思春期に最も目立ちやすく、加齢とともに落ち着いていくのが特徴です。
一般的にさめ肌は遺伝的要因が強いのではないかと言われており、親がさめ肌症状が出るタイプなら、子どもも発症する可能性が高い傾向があるようです。また、アトピー性皮膚炎で肌が乾燥気味なこと、肥満体型で皮脂腺からの皮脂分泌が活発なことなども、発症しやすくなる一因だと考えられています。もし条件に当てはまる方で、さめ肌が気になる場合は、早めに正しくお手入れするのがオススメです。

※1 ご自身のお肌に関するアンケート n=30,000 ロート調べ(2012年8月)

その自己流ケア、悪化させてない?さめ肌のお手入れをジャッジ!

イメージ

人目が気になるさめ肌だから、「なんとかつるすべ肌に戻したい!」と、あの手この手でケアしたくなる気持ちはわかります。ただし、間違ったケアを続けていると、かえって目立つようになったり、悪化させたりと事態を悪くしかねません。そうなる前に、そのケアが続けてOKな正しいお手入れか、やめた方がいいNGなお手入れか、ここでチェックしてみましょう。

1. ざらざらと肌が乾燥している感じだから保湿を心がけています。

A. OK!

乾燥はさめ肌の直接的な原因ではありませんが、乾燥によって悪化すると言われています。さめ肌を改善するためではなく、今より悪い状態にしないために、保湿ケアは効果的です。

イメージ

2. ざらざらが気になるので、硬い角質を取るためにスクラブで洗っています。

A. NG!

ボディスクラブで肌に刺激を与えると、さめ肌の症状が悪化したり、炎症や色素沈着の原因になることも。爪で擦ってぷつぷつを取ろうとしたり、カミソリを当てるのもよくありません。体を洗う際は、肌をこすらないように、手を使って泡で優しく洗ってくださいね。

3. 硬い角質を取るために、ケミカルピーリングをしています。

A. OK!

物理的に擦って角質を削り取るスクラブではなく、薬剤で角質を溶かすケミカルピーリングは、美容皮膚科などでも行われることがあります。ただし、1回すれば治るわけではなく、時間経過と共にまたできてしまうので、定期的に行うのがよいそうです。

4. 跡にならないように、UV対策を欠かしません。

A. OK!

紫外線とさめ肌の関係性は立証されていませんが、紫外線ダメージによる肌の乾燥はバリア機能を低下させ、さめ肌に悪影響を及ぼすことは十分に考えられます。UVケアはさめ肌の悪化を防ぐためにも大切ですよ。

イメージ

日頃のお手入れと合わせて、治療薬でさめ肌を改善!

上記でさめ肌を悪化させないお手入れを確認しましたが、それだけでさめ肌を治すのは難しいもの。しっかり治したいなら、お薬をプラスするのがオススメです。

販売名:メンソレータム ザラプロA

販売名:メンソレータム ザラプロA
第3類医薬品

・「メンソレータム ザラプロA」について詳しく知りたい方はこちら

ぷつぷつ・ざらざらが気になるさめ肌をつるすべ肌に導くために、オススメしたいのが「メンソレータム ザラプロA」です。
手肌のゴワつきを治す医薬品のハンドクリームをヒントに生まれた「ザラプロA」は、医療現場で角化症※2の治療等にも用いられる有効成分ビタミンA油※3を配合。肌表面の新陳代謝を促進し、古い角質をはがれやすくすることで、肌の生まれ変わりを促進し、なめらかにします。

イメージ

さらに尿素※4やトコフェロール酢酸エステル※5(ビタミンE)、グリチルリチン酸二カリウム※6も配合し、4種の有効成分が、気になるぷつぷつ・ざらざらにしっかり働きかけます。なめらかで伸びのいいクリームは、腕や太ももなど、広い部位にも塗りやすいのも嬉しいポイントです。肌が柔らかくなっているお風呂上りに、たっぷりとって、優しく伸ばして使うのがオススメですよ。

※2 角化症:皮膚の角質層が厚く硬くなる疾患のこと。数ある皮膚の病気の中でも皮膚が硬くなっていく症状をまとめて角化症と呼びます。

※3 ビタミンA油:新陳代謝促進成分

※4 尿素:角質軟化成分

※5 トコフェロール酢酸エステル:血行促進成分、修復を促す

※6 グリチルリチン酸一アンモニウム:抗炎症成分

イメージ

角質層のターンオーバー周期を考えて、まずは2週間しっかり続けるのが理想的です。肌がやわらかくなったら効き始めのサイン!人目が気になる春夏だけでなく、角質が溜まりやすくなる冬場もきちんと続けて、ぷつぷつ・ざらざらが気にならないつるすべ肌を目指しましょう!

3人のメンバーがいいね!と言ってます。
3人のメンバーがいいね!と言ってます。