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2021/09/29

勝手に涙があふれる、炎症による“なみだ目”症状は目薬で対処!

スマホやパソコンを見過ぎて涙がポロポロ流れてきた。自転車で走っていると、どんどん涙があふれてくる。
このように、悲しくもないのに涙があふれるという経験がある人は多いのではないでしょうか。「ただ涙が出るだけ」と軽く考えて、つい我慢しがちですが、実はこれらのトラブルは“なみだ目”という眼病かもしれません。涙がにじんで視界がぼやけたり、さらに症状が続くと、まぶたがただれたり、目尻や目頭が切れるなど、困った状態につながります。
そこで今回は、身近に起こりがちなのに意外と知らないなみだ目をクローズアップ。長年目や目薬の研究を続けるロートスタッフになみだ目の症状や原因について教わりながら、一つの対処法として、炎症によるなみだ目症状を改善できる目薬「ロートクリア」もご紹介します。

なみだ目が眼病の一種と知らない人が多数!?

一般的に、40歳を過ぎる頃からなみだ目症状を感じる人が増えると言われていますが、なみだ目について知っている人は意外と少数。ロート製薬がインターネット上で、40~60歳代の男女1万人に行った調査によると、症状がある人のうち、60%もの人がなみだ目という言葉(病名)すら知らないということが分かりました。さらに66%もの人が、その症状を目薬で対処できることを知らないことも明らかに。不快感を感じながらも、その症状がなみだ目という眼病によるものだと気づかず、我慢している人が多いのです。
でも、涙が出るのは自然なことなので、どんな状態がなみだ目なのか判別が難しいところ。そこで、具体的な症状から原因と対策まで、詳しく聞きました。

※ロート調べ 2021年1月実施、40~60代の男女、N=10,000

学術担当 ロートネーム:みなこさん

教えてくれたのは

学術担当 ロートネーム:みなこさん

企画担当 ロートネーム:おかりなさん

企画担当 ロートネーム:おかりなさん

あるある!?こんな症状もなみだ目のサイン

―涙が流れるのは日常的なことだと思うのですが、どんな症状がなみだ目なのですか?

学術担当 ロートネーム:みなこさん

学術担当 ロートネーム:みなこさん

悲しくもないのに常に目から涙があふれてしまう症状が、なみだ目といわれます。具体的には、何もしていないのに突然涙がポロポロ出る、加齢にともなっていつも涙が出ている、テレビやスマホを見ていると涙が流れる、自転車に乗っていると涙が止まらなくなるといった症状です。そのほか、花粉症の症状が出ている時に涙が止まらなくなるのも、なみだ目の症状の一つです。

原因は「過剰」と「詰まり」の2タイプ

―どうして涙が勝手にあふれてくるのですか?なみだ目の原因は?

涙があふれてくる原因の前に、まず涙の仕組みからご説明しましょう。
普段はあまり気づくことはありませんが、実は、涙は川のように常に目の表面を流れています。上まぶたの目尻側の奥にある涙腺で分泌され、目の表面を潤しながら上下まぶたの目頭の辺りにある涙点という小さな穴へと流れていくのです。そうして常に目の表面を覆いながら、涙に含まれる水分や電解質、タンパク質や糖分などの栄養素、抗菌物質などによって、目を守ったり、目に栄養を届けたりしているのです。

涙が勝手にポロポロ流れる原因は、大きくは2つのタイプに分かれます。
一つは、涙が多すぎてこぼれるタイプ(分泌性流涙)です。これは、なんらかの炎症や刺激によって涙が過剰に分泌されることが原因です。
もう一つが、流れが悪くてあふれてしまうタイプ(導涙性流涙)。こちらは、眼から鼻へ通じる涙の通り道(涙道)が細くなったり詰まったりすることが原因です。ほかにも、加齢による涙の排出機能の低下や、結膜にしわができることで涙の流れが悪くなったり、まぶたの異常で涙を送り出すポンプ機能が弱ってくることが原因と考えられます。

―どうして炎症や刺激が起こると涙が出るのですか?

先ほどご説明したように、涙は目を守ったり、目に栄養を届けたりする大切な役割を担っています。目の乾燥を防ぐため、また、異物を排出するために涙が流れるように、目に炎症が起きると、その炎症の原因を鎮めるために涙が分泌され、ポロポロと流れます。
例えば、自転車で走ると涙が出るのは、風の刺激を受けることで目に炎症が起こるのが原因です。また、テレビやスマホを長時間見過ぎて涙が出る、あるいは年齢によっていつも涙が流れるのは、目を酷使しすぎたり、年齢とともに涙が減ることで、目の表面(角膜)が乾燥して露出し、炎症が起きやすくなるので、それを鎮めるために涙の分泌が増えてあふれてくるのです。

その症状、まずは目薬で対処してみて!

―今までそんな状態になっても、ただ涙が止まるまで待っていたのですが、何か対処法があるのですか?

企画担当 ロートネーム:おかりなさん

企画担当 ロートネーム:おかりなさん

先ほどなみだ目の原因として2つめにご説明した、涙の通路が詰まってしまう導涙性流涙は、まぶたや涙が流れる通路のどこかに異常があるので、治療や手術が必要です。原因に応じた治療が必要なので、まずは眼科を受診することが大切ですが、炎症によって起こるなみだ目症状なら、炎症を鎮める働きを持つ目薬で対処できる場合もあります。

「ロートクリア」は、年齢や目の酷使などによる炎症が原因となって起こるなみだ目症状を改善する眼科用目薬です。プラノプロフェンという成分が、刺激や負担がかかった目の細胞が放出する炎症原因物質プロスタグランジンの生成を抑制し、症状を効果的に鎮めます。炎症によって起こる、目がコロコロ・チクチクするような異物感の緩和にも効果的です。

なみだ目症状のある目は、デリケートで刺激を感じやすい状態になっているので、清涼成分を控えめにして、快適にお使いいただけるように工夫しているんですよ。

ロートクリア
第2類医薬品
効能:なみだ目、目の異物感の緩和

―「ロートクリア」はいつ点せばいいのですか?

なみだ目の症状が出ている時や、目がコロコロ・チクチクするような時に点していただくと、症状を効果的に鎮めます。また、何日もなみだ目の症状が続いているという時にも、1日に数回使うことで徐々に改善していくので、なみだ目にお悩みの方はぜひお試しください。

なみだ目予防に、普段から気をつけたいこと

―なみだ目症状を防ぐための生活習慣などはありますか?

なみだ目は、目の表面に炎症が起こることが大きな原因の一つです。目を酷使したり、加齢によって涙液が減ることで、角膜表面に炎症が起きやすくなるので、長時間パソコンやスマホを見るのは避けるようにしましょう。また、目薬で目をケアするのはもちろん、角膜の新陳代謝を助けるビタミンAや、目の粘膜を保護したり抗酸化作用のあるビタミンCを多く含む食べ物を摂るのもオススメです。

学術担当 ロートネーム:みなこさん

学術担当 ロートネーム:みなこさん

目が刺激を受けないように気をつけることも大切です。ほこりを溜めないように部屋を清潔にしたり、目をこすらないようにも注意しましょう。コンタクトレンズを使う方は、正しい洗浄方法や装着時間を守るのもポイントです。目の乾燥を感じたときは、目の乾きに効果のある目薬をこまめに点してください。

知らないうちに多くの人が経験しているなみだ目の症状。よくあることと我慢しがちですが、人前でも不意に涙が出てきて恥ずかしかったり、メイクが崩れてパンダ目になったりするだけでなく、視界がぼやけたり、まぶたがただれたりと、不快な症状を招くことにもつながりかねません。原因によって治療や対処法は異なりますが、炎症が原因のなみだ目症状なら、刺激を受けやすいデリケートな目にもやさしい点し心地の「ロートクリア」をぜひお試しください。

・「ロートクリア」について詳しく知りたい方はこちら