皆さん日やけ止め使っていますか?紫外線のダメージから肌を守ることができる“日やけ止め”は、年々進化しています。例えば、日やけ止めは、肌に塗ると白くなって、キシキシして、使用感が悪い…という印象を持っている人もいるかもしれませんが、近年の日やけ止めは使用感も含め大きく進化しているんです。
今回はロート製薬が長年研究を続けている「日やけ止め」についてのお話です。
<目次>
この人たちに話を聞きました
開発担当:ロートネーム こじあみ
企画担当:ロートネーム にいな
企画担当:ロートネーム つぼ
開発担当:ロートネーム こじあみ
日やけ止めは、健康な肌を守るために大切な存在です。なぜなら紫外線は肌にダメージを与えてしまう可能性があるから。ロート製薬は、皮膚研究も行っているからこそ、「紫外線から肌を守る」重要性を感じていました。
紫外線のうち地上に届くのは、「UV-A波」と「UV-B波」という2種類です。
紫外線をしっかり防ぐことは、健康な肌にとって大切なことなんです。
波長が長いUV-A波は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼします。例えば、コラーゲンを変性させ、これがしわなどの原因になっていくなど、長い時間をかけ、気付かない間に肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」と4段階で表示され、「+」が多いほどUV-A波を防ぐ効果が高い。
UVBはエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、強い紫外線に当たり続けると肌が真っ赤に焼けたりします。
最大50+(SPFが51より大きい)と表示され、数字が大きいほどUV-8波を防ぐ効果が高い。
企画担当:ロートネーム にいな
ロート製薬は日やけ止めも化粧水や乳液などのスキンケアも開発している企業です。例えば化粧水などのスキンケアの着眼点を、日やけ止めに活かしたり、違うカテゴリーの横のつながりを持てるのも大きな特徴です。日やけ止めの開発でも色々な技術が搭載されているんですよ!
特に注目なのが、「カプセル技術」です。日やけ止めにカプセル?と思うかもしれませんが、実は、この技術が日やけ止めを大きく進化させたんです!
どこがスゴイの?
ロート製薬には「ウォータリーカプセル」という画期的なカプセル技術があります。
「ウォータリーカプセル」の特徴は、ベタベタするオイルの紫外線吸収剤を、水になじむカプセルに内包していること。ウォータリーカプセルによって中の紫外線吸収剤の劣化を抑制しながら、さらに、日やけ止め製剤の使用感も、みずみずしく心地よいものにすることができました。この技術は約14年間もロート製薬の日やけ止めスキンアクアを支えてきました。
実はこのカプセル技術は、紫外線カット機能を高めるとともに、環境にも配慮したい!という開発者の想いから生まれました。約3年の開発期間をかけ、ゼロベースの新しい発想で開発されたんです。
カプセルの土台となる原料には、環境に配慮した天然由来のシリカが使われています。
このシリカの中に、紫外線吸収剤を“固体の状態”で閉じ込める技術により、多くの紫外線吸収剤を内包できるようになりました。UV-A波、UV-B波まで幅広い紫外線をカットしてくれます。さらに天然由来のシリカの特性を生かして、さらっと心地よい感触も実現しました。
この技術は、新しくなったスキンアクアスーパーモイスチャージェル、スキンアクアスーパーモイスチャーエッセンスに搭載されています。
*光耐久カプセルNEO:ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、シリカ(UVカット成分)
●約3年をかけた、開発者の想い
開発担当:ロートネーム こじあみ
いままでのウォータリーカプセルには、合成素材が使用されていました。毎日使ってもらいたい日やけ止めだからこそ、「少しでも環境にとっても良いものを!」という想いから、コアになるカプセル技術をゼロベースで開発し直すという、新たな挑戦を始めました。
その結果生まれたのが、天然由来のシリカを活用したカプセル技術です。紫外線カット力、使用感もよく、かつ環境にも配慮した日やけ止めの新しい技術となりました。
開発担当:ロートネーム こじあみ
ロート製薬の「カプセル化技術」は紫外線カット機能のためにも重要ですが、心地よい使用感を実現するためにも欠かせないものです。
ロート製薬は「心地よい」にもとことんこだわり開発を続けています。
太陽とともに生きる私たちにとって、日やけを防ぎ、紫外線から受けるさまざまなダメージから「肌を守る」ことが大切です。健やかな肌を保つために、毎日、日やけ止めを使ってもらうには、「心地よい」「使いたくなる」ということもとても大切だと思っています。だから「紫外線から肌を守る」と「気持ちのいい使い心地」は同じくらい重要な“機能”だと考えて、この理念をぶらすことなく日やけ止め開発を行っています。
気持ちよく使ってもらうために、ロート製薬の“スキンケア開発”の技術も応用されているんですよ!
企画担当:ロートネーム にいな
UV-A波、UV-B波など幅広い紫外線から肌を守ると同時に、紫外線など、光による紫外線カット機能の低下が起こりにくい成分を搭載した天然由来成分のカプセル技術!
3種のヒアルロン酸(うるおい成分)配合!保水処方で乾燥から肌を守る!みずみずしい使用感で、毎日使いたくなる日やけ止めに!
無香料、無着色、鉱物油フリー、パラベンフリー アレルギーテスト済(すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。)
空気中の花粉、PM2.5、ちりほこりなどの有害物からもガード!洗浄時にするりと落とす。
せっけんで落とせます。
*3種のヒアルロン酸(うるおい成分):ヒアルロン酸Na、超低分子ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸Na)、肌吸着型ヒアルロン酸(ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム)
*光耐久カプセルNEO:ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、シリカ(UVカット成分)
企画担当:ロートネーム つぼ
くすみが気になるオトナ肌をとことん考えて処方しています。
肌がきれいに見えるような、自然な明るい肌を実現するために2種類のミネラルパールを配合。自然な血色感と透明感を演出する「ローズカラーのパール」と、光の力で肌を明るく補正する「ゴールドパール」*(光沢剤)を配合。
化粧下地としても使えますよ!
ネクスタシリーズ共通のオトナの悩みに着目し厳選した美容液成分(保湿成分)をトーンアップでも配合。日やけによるシミ・そばかすを防ぎながら紫外線などによる乾燥から守ります。持続型セラムパック処方採用。美容液成分を肌に閉じ込めて、パックように密着&持続します。
より肌に優しい使い心地のものをというお声にこたえるべく、新ネクスタトーンアップセラムUVエッセンスは紫外線吸収剤を配合しないノンケミカル処方を採用。紫外線吸収剤が配合されていない処方の日やけ止めです。
実は、ノンケミカル処方だと、高いSPF値が出ない、きしむ、乾燥する、白浮きする…など、実はとても日やけ止めの開発が難しいんです。しかし「紫外線から肌を守る」&「気持ちのいい使用感」を徹底的に考え、300処方を超える処方検討を重ねついに完成しました。年齢を重ねて負担を感じやすくなった肌におススメです。
*トーンアップ:メイクアップ効果による
*2種類のミネラルパール:ローズカラーのパール(光沢剤);合成金雲母鉄、ゴールドパール(光沢剤);マイカ、酸化チタン
*美容液成分(保湿成分):アーチチョーク葉エキス、トコフェロール、メマツヨイグサ種子エキス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
開発担当:ロートネーム こじあみ
企画担当:ロートネーム にいな
企画担当:ロートネーム つぼ
私たちは、“太陽を悪もの”にするのではなく、太陽と一緒に、心地よく過ごすことを考えています。ロート製薬が1993年に発売した「サンプレイ」という日やけ止めブランドは、まさに、太陽と一緒に遊ぼう!そんな意味がこめられています。その想いと理念を忘れずに、太陽と一緒に、心地よく共存するために、日やけ止めを開発し続けています。
紫外線から肌を守りながら“心地よい毎日”を過ごしてもらうために、日やけ止め開発で大切にしていることは、「固定概念を捨てる」こと。性別、年齢、色々な肌質、生活シーンの変化、お客様が求めることも多岐にわたる中で、より良いものを生み出すために、いろんな発想をもって開発するようにしています。お客様の将来の健康な肌を守るために、これからも多様なお客様にフィットする「日やけ止めの機能」「使い心地」「環境配慮」「続けやすい価格」を追求し、進化を続けていきたいと思います。