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2017/07/05

現代人の多くが抱える目のトラブル「眼精疲労」の原因と対策とは!?

日常的に目を使う仕事を続けていると、ちょっとした作業でもすぐに目が疲れ、目の痛み・かすみ目、まぶしい、涙が出るなどの症状がでることがあります。さらにひどくなると、頭痛・肩こりや吐き気を引き起こすことも。ここでは、眼精疲労の正しい知識と対策をお教えします。

パソコン・スマートフォンの普及で増加する「調節性眼精疲労」

パソコン・スマートフォンの普及で増加する「調節性眼精疲労」

眼精疲労とは、目を使う仕事を続けることにより、さきほども挙げた様々な症状があらわれ、休息や睡眠をとっても十分に回復しない状態をいいます。最も多いのは、目が頻繁にピント調節を繰り返すことで起こる「調節性眼精疲労」です。最近では、日常的にスマホやパソコンなどを使用する機会が増えたため、これを原因とした眼精疲労が増えています。それ以外にも、緑内障や白内障、心因性のもの、環境によるものなど、眼精疲労をもたらす要因は多岐にわたります。なかでも、目の疾患や重度のドライアイが原因の眼精疲労は、早期発見、早期治療が大切です。

眼精疲労と感じたら、まずは原因の特定を

眼精疲労の原因がはっきりしている場合、すぐに対処することが大切です。眼鏡の度が合わなければ作り直し、目の病気が特定できればすぐに治療を受けましょう。パソコンやスマートフォンを使う機会の多い方の場合、照明が画面に反射するのを防いだり、目の疲れを自覚したら作業を中止する、意識して瞬きを多くするなどで目の疲れは緩和できるはずです。

原因を取り除くことで目に快適な環境を!

原因を取り除くことで目に快適な環境を!

今のところ、眼精疲労をただちに改善する特効薬はありません。しかし、軽度の疲れ目にはピント調節筋にダイレクトに働きかけてコリをほぐすピント調節機能改善剤や、ビタミン剤の配合されたOTC点眼薬や内服薬が効果を発揮するケースもあります。眼精疲労と感じたら、眼科医などに相談し、自分の目の症状にあった対処法を見つけましょう。

1人のメンバーがいいね!と言ってます。
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