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2017/07/12

最近よく目にする「ブルーライト」って何!?

近ごろ、メガネ屋さんなどでよく目にする「ブルーライト」という言葉。なんとなく目に悪いものだということは分かっていても、その正体についてくわしく知っている人は多くないのではないでしょうか?今回はそんな「ブルーライト」について解説します!

じつは青空も「ブルーライト」からできている!

じつは青空も「ブルーライト」からできている!

「ブルーライト」は、パソコンやスマホからのみ発せられると思っていませんか?それ、大きな勘違いです。じつは「ブルーライト」は、私たち人類にとってもっと身近でもっと古い付き合いのものにも深く関係しています。それは、青い空。そう、あの爽やかで心地いい「空の青色」も、この光からつくられているんです。 太陽の光の中で私たちが感知できる「可視光線」は、「赤」「橙」「黄」「緑」「青」「藍」「紫」の7色が混ざり合ってできているのですが、その中で波長が短いのが「青」「藍」「紫」。これらの光は、地上にまっすぐ届かず、空気中の分子にぶつかって散乱します。空が青く見えるのは、このうちの「青」すなわち「ブルーライト」が散乱して空間いっぱいに広がっているからなのです。
「ブルーライト」と同じく、「紫外線」もまた波長の短い光です。この光は目に見えませんが、お肌に悪影響を与えることでよく知られており、これまでに研究も活発に進められてきました。しかし、近年「ブルーライト」に関しても、目やカラダにどのような影響を与えるのか、研究への取り組みが活発になってきました。

「ブルーライト」を発するLEDの普及が原因か?

まるで悪モノのように扱われがちな「ブルーライト」ですが、この光は太古の昔から存在し続けているということはご説明した通りです。では、なぜ、最近になってその存在が問題視されているのか? それは、私たちの生活環境が変化して自然光以外からも多くの「ブルーライト」を断続的に浴びるようになったためです。 今や私たちの暮らしに欠かせないパソコンやスマホ、テレビやゲーム。これらのデジタル機器のディスプレイには、LEDが用いられています。LEDは、それまでに使用されていた液晶ディスプレイに比べ、「ブルーライト」を多く発するということが分かっています。つまり、LEDから発せられる「ブルーライト」を多量に浴びることが、近ごろ叫ばれ続けている問題の原因といえるのです。とはいえ、LEDを日常生活からシャットアウトするのはとても難しい。そこで大切なのが、上手に付き合うこと。そのためにも、「ブルーライト」の特徴と注意すべき点について、正しく理解を深めましょう。

・出典元:太陽笑顔fufufu

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