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2017/07/19

コンタクトの感染症予防に大切なこすり洗いは「脂質汚れ」にも有効!?

ソフトコンタクトレンズは、素材の中に水分を多く含むため、細菌類やカビなどの繁殖をまねき眼感染症の原因になることがあります。
タンパク質や脂質などの汚れを放置しておくと、眼にキズをつけたり、細菌類なども付着しやすくなります。
安全に使用するためには、使用方法を守り、毎日のこすり洗い、すすぎ、消毒を正しく行うことが大切です。
ソフトコンタクトレンズを装着している中で、「夕方になると視界が白くくもる…」 「2weekタイプなのに10日過ぎると見えにくくなる…」「洗浄しても汚れが落ちにくくなった…」といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? そこでソフトコンタクトレンズが白くくもる、その原因をご紹介します。

レンズの汚れの正体は大きく分けて2つ!

コンタクトレンズの汚れには外部からの汚れと目の分泌物による内部からの汚れがありますが、その中でも代表的なのが「タンパク汚れ」と「脂質汚れ」です。もっとも一般的なものは「タンパク汚れ」。涙に含まれるタンパク質が、毎日ケアをしていても少しずつコンタクトレンズに付着していきます。これが、目がゴロゴロしたり異物感を感じたりする大きな原因になります。
そしてもう一つが「脂質汚れ」。ファンデーションやハンドクリーム、ヘアケア剤などがコンタクトレンズについたら、たちまちレンズがくもってしまった…という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。そんな化粧品等による汚れだけでなく、涙の蒸散を防ぐためにまぶたから分泌されている脂質などが付着して汚れるのもこの脂質汚れ。近年コンタクトレンズの主流になりつつある「シリコーンハイドロゲルレンズ」の普及により、注目を集めています。

「シリコーンハイドロゲルレンズ」とは?

「シリコーンハイドロゲルレンズ」とは?

「シリコーンハイドロゲルレンズ」とは、従来のソフトコンタクトレンズ素材に酸素透過性の高いシリコーンを融合させたコンタクトレンズです。従来のソフトコンタクトレンズは主にレンズに含まれる水分を介して酸素を通していましたが、シリコーンハイドロゲルレンズはそれ自体に含まれる水分はもちろん、素材そのものもたっぷり酸素を通すことができるので高い酸素透過性を実現。目の乾燥や充血も抑えるといわれています。

「シリコーンハイドロゲルレンズ」を使う時の注意点!

高い酸素透過性を誇る「シリコーンハイドロゲルレンズ」ですが、使う時に注意すべきことがあります。それは一般的に「脂質汚れ」が付きやすいというところ。従来のソフトコンタクトレンズのように「タンパク汚れ」を引き寄せることは少ないものの、レンズ自体に油性の性質があるため「脂質汚れ」が吸着しやすいので、毎日のケア※がとても大切なのです。(※1dayレンズを除く)

毎日のケアに「ハイドロワン」はいかが?

毎日のケアに「ハイドロワン」はいかが?

ロート製薬は、「タンパク汚れ」はもちろん、シリコーンハイドロゲルレンズにつきやすい「脂質汚れ」もしっかり落とす(当社従来品比)ソフトコンタクトレンズ消毒剤「ロートCキューブハイドロワン」を発売中。きっちりこすり洗いをして使っていただき、ソフトコンタクトレンズの消毒、洗浄にお役立てください。

・「ロートCキューブハイドロワン」の詳細はこちら

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