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2018/04/18

プロに学ぼう!健康になれる簡単ウォーキング術 〜準備編〜

毎日の「歩く」を見直せば、もっと健康になれる!そう考えるロート製薬は、「1日8,000歩・20分以上の早歩き」を目指す『とこチャレ』を社員や会員様に広く推奨しています。

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でも、「本当に8,000歩・20分で効果があるの?」「せっかくなら、もっと効率のよい歩き方が知りたい!」といった声も・・・。

そこで、そんな疑問や要望にお応えするべく、ウォーキングのプロであるアシックス社から講師をお招きしてセミナーを開催しました!

講師はさまざまな資格を持つプロフェッショナル

今回講師をしていただいたのは、アシックス社の国友正晴さん。
健康運動指導士・日本トレーニング指導者協会公認インストラクター・シューフィッターなど、さまざまな資格を持つウォーキングと健康のプロフェッショナルです。

そしてセミナーを受けたのは、『とこチャレ』でも好成績を出している「ロートリサーチビレッジ」の社員たち。
みんな健康への意識が高く、興味津々で会場に集合しました。

国友さんのユーモアを交えたわかりやすいお話に、セミナー中も社員から「へー!」「おもしろい!」とたくさんの声が。
準備編である今回は、歩く前に知っておきたい足の知識や靴の選び方、はき方についてのお話をご紹介します。

繊細なつくりで全身の健康を支えている足

歩くたびに、足には大きな衝撃がかかるもの。それを和らげているのが「土踏まず」と呼ばれるアーチの部分です。足のバネやクッションとして働いたり、筋肉を守ったりと、大切な役割を果たしながら全身を支えています。

さらに足の先には心臓から送られてきた血液を送り返すポンプの役割があり、「足は第二の心臓」とも呼ばれているのだそうです。
こんなに大切な役割を担っている足。なのに靴選びには無頓着な人がとても多いのだとか・・・。
そして日頃から合わない靴をはいていると、さまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

その不調、間違った靴選びが原因かも?

靴擦れ、巻き爪、変形などの足のトラブルだけでなく、ひざや腰の痛み、疲労感、冷え性なども間違った靴選びが原因かもしれません。
なぜなら合わない靴は、足の機能を妨げ、全身の健康を脅かしてしまうから。足の役割と靴の構造がきちんと合っていることが大切なのです。

本当に合う靴に出会うためには、一度フィッティングを!

きちんと自分のサイズを知りたい。満足できるはき心地の靴に出会ったことがない。そして、もっと質の高いウォーキングがしたい。
そんな人は、ぜひ靴のフィッティングを受けてみてください!
実際にロート社員が「アシックスウォーキング」でフィッティングを体験したところ、かつてないほど快適なはき心地のスニーカーに出会うことができました。

フィッティングを担当してくれたのはこの人

アシックスウォーキング銀座インズの店長さん

フィッティングの流れは・・・

① 専門スタッフが悩みや要望をヒアリング

足や靴に感じている悩み、どんなシーンではく靴を探しているかなどを相談します。

② 計測用のポイントにマーク

靴と靴下を脱ぎ、計測のポイントとなる3カ所にシールでマーク。

③ 3D計測機で片足ずつチェック

足の長さだけでなく、足の周囲・土踏まずの高さ・かかとの傾き・親指の角度などをきめ細かく計測。

④ 足を立体的に計測・データを作製

立体的に映し出された計測データをもとに、さまざまな角度から足の特徴を確認し、計測データを作製してもらいます。

⑤ セミオーダーの中敷き作製も

さらに、オリジナルパーツを組み合わせてセミオーダーの中敷きを作ってもらうことも可能です。

⑥ 中敷きを入れて、自分だけのスニーカーが完成!

計測の結果、意外と足幅が狭いほうだったりと自分の足に関するカン違いが発覚。 さらに、専門スタッフのアドバイスのもと厳選し、セミオーダーの中敷きを入れたスニーカーは、「足を靴に合わせる」のではなく「靴を足に合わせる」ことの心地よさを教えてくれました。
また、ラクに早歩きができるようになり、もっと歩きたい!と前向きな気持ちにも。
正確なサイズを把握できるうえに、本当に足に合った靴のはき心地を知り、歩くことが楽しくなる。
フィッティング経験は、ウォーキングへのモチベーションをますます高めてくれるはずです!

足がよろこぶ!靴選びのポイント

足の機能を妨げない理想的な靴には、大きく2つの特徴があります。

理想的な靴の特徴① かかとは硬めに、しっかり固定

かかとの骨は硬くて密着しています。かかと部分が硬めに作られた靴でしっかり安定させることで、足全体を保護することができます。

理想的な靴の特徴② つま先はやわらかく、程よいゆとりを

足の指の骨はやわらかく、動きやすくなっています。その動きを妨げないよう、足先がソフトで程よくゆとりのある靴が理想です。

また、自分に合った靴を探すには3つのコツがあります。

靴探しのコツ① ぴったりサイズを選ぶ

そもそも自分の足の実寸をきちんと知っている人は少ないかもしれません。
でも、何となくサイズを選ぶのではなく、自分の足の実寸を知ったうえでしっかり合った靴を選ぶことが何より大切!

靴探しのコツ② 目的・用途・場所に応じて

例えば、多くの女性がはいているハイヒール。もともとはヨーロッパで舞踏会用の室内ばきとして生まれたものなのだそうです。
もしこのハイヒールで登山をしたら・・・?もしサンダルでランニングをしたら・・・?想像するだけでツライですよね。
このように、路面の状態や用途と靴が合っていることも、靴探しの大きなポイントです。

靴探しのコツ③ 年齢や体力に合ったものを

年齢を重ねると、歩いた時の疲れなど悩みを感じやすくなるもの。
自分の年齢や体力、脚力などに合わせて相性のよい靴を選ぶことが、足へのいたわりになります。

ぴったりのサイズを自分で確認するには?

もしお手持ちにカップインソール(中敷きが取り外せる)仕様の靴があれば、簡単に自分のサイズを確認することができます。

  • ① 中敷きを靴から抜く
  • ② かかとを合わせて足を置く
  • ③ つま先の隙間の長さを確認

つま先と中敷きの先の間に8mm〜1cm(指1本くらいの幅)のゆとりがあれば正しいサイズです。ぜひ今すぐチェックを!

あとは正しくシューズをはいて、快適なウォーキングへ!

ぴったりの靴を選べばもう安心!・・・というわけではないんです。
意外とおろそかになりがちなのが「はき方」。普段、靴ヒモを通したままや結んだままで靴を脱ぎはきしていませんか?つま先をトントンと床に打ちつけて靴をはいていませんか?
正しい方法でシューズをはくことも、実はとても大切です。

  • ① ヒモをほどいてから足を入れる
  • ② かかとをトントンと軽く地面に打ちつけて、足とシューズのかかとを合わせる
  • ③ 靴ヒモは、つま先を少しゆるめに、足首に向かって徐々にしっかり締めて、最後にトップライン(一番上)でギュッと結ぶ
  • ④ つま先に約1cm(指1本ほどの幅)の余裕があるかチェック

難しいテクニックは必要ありません。いつもより丁寧に、段階を踏んではくように意識してみてください。

さあ、これで足と靴にまつわる知識がたっぷり身についたはず!
今回のセミナーでは、ウォーキングの質を高める歩き方のご紹介や、実際の歩き方を分析する計測会も開かれました。
その様子は実践編にてご紹介します。ぜひお楽しみに!

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