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2018/01/24

よく笑う人は長生きする!? 口角を上げて幸せホルモンを高めよう!

「あの人はいつも笑顔でイキイキ元気だなあ…。」誰でもそんな人が1人は周りにいるのではないでしょうか。実は、ポジティブでよく笑うことと、健康には切ってもきれない関係があります。今回は、「口角をあげて幸せホルモン」を高める方法をご紹介します。

アオハルクリニック 小柳衣吏子院長

私が解説します!

アオハルクリニック 小柳衣吏子院長

女性の美しさは心の健康が鍵!?

ある研究者によれば、幸せを感じて生きている人は、そうではない人に比べて寿命が長いそうです。生活環境が安定した先進国に限ってみても、その差はなんと7.5年〜10年にものぼるのだとか。これは美容においても同じです。

ネガティブな気持ちを引きずっていると、まず真っ先に睡眠に弊害が出て寝つきが悪くなったり、眠りも浅くなったりします。また、気分が落ち込むと口角が下がり、顔全体が「下がった」印象になって老け顔に…。逆に、ポジティブな心を上手に維持できれば、睡眠の質も良くなって自然と笑顔も出やすくなります。前向きでアクティブになれるので自然に運動量も増え、痩せやすい体質にもなるでしょう。女性の美しさにとって、心の健康はとても大事なことなんです。

「口角アップトレーニング」のススメ

「口角アップトレーニング」のススメ

「気分が落ち込むと、口角が下がる」と述べましたが、逆にいえば、「口角が上がると、気分も上がる」ということです。口角を上げる筋肉は年齢とともに衰えていきますが、日頃から「口角アップトレーニング」を習慣づけ、美しい笑顔をつくれるように心掛けましょう。

トレーニングの方法はとてもシンプルです。頰の高い位置をぐっと上に持ち上げるようにし、口角を上げた状態を10秒キープ。10秒経ったら力を抜き、また口角を上げる、という反復運動を5〜10回繰り返してください。
このとき、口角を引き上げている「大・小頰骨筋」や「笑筋」に意識を集中させると、さらに効果的だといわれています。

口角を上げることでプラスのスパイラルを呼び込もう!

筋肉の動きは脳の働きをコントロールするともいわれ、現に、口角を上げると幸せホルモン「セロトニン」の分泌が増えるという研究もあります。

口角が下がっている人は不機嫌そうで、近寄りがたく感じますよね? その反対で、口角が上がっている人は、近寄りやすくなり親近感を感じます。口角を上げるだけで、まわりの人が集まりやすくなり、その影響で自然とウキウキしてくるし、人前ではさらに「美しくありたい」というモチベーションも湧くはずです。

すなわち、口角を上げることによる「プラスのスパイラル」が生まれるというわけ。みなさんも「口角アップトレーニング」を習慣づけ、人生をもっと楽しんでみませんか?

参考書籍紹介

『美肌の王道』 (日経BP社・2016年12月刊)
美容皮膚科医として多くの女性の悩みを診てきた「アオハルクリニック」の院長・小柳衣吏子さんの著書。最新の知見ももとに洗顔、保湿といった基本的な美容習慣に潜む「間違い」を修正し、「ウェルエイジング」のための正しい方法を紹介。いつまでも前向きで、キレイでいたい人の必読書です。

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著者紹介

アオハルクリニック院長
小柳衣吏子 (こやなぎ・えりこ)
アオハルクリニック院長。皮膚科専門医。順天堂大学医学部卒業後、都内の美容皮膚科で経験を積み、平成23年、アオハルクリニックの院長に就任、現在に至る。“ウェルエイジング”をスローガンに、多くの人にとって、よりよい治療を日々模索する美容皮膚科のスペシャリスト。

・アオハルクリニックHP

・ブログ

2人のメンバーがいいね!と言ってます。
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