若い頃のように顔全体にできることは少なくなったものの、体調や生活リズムによって突然現れたり、毎月周期的に出てきたり。大人にとってもニキビは切実な問題ですよね。今回はそんな大人ニキビに悩むココロートパーク運営メンバー2人が、長年ニキビケアアイテムの開発を続けるロート研究員を直撃。今さら聞けない基本の疑問から、ニキビ対策には欠かせないスキンケア方法まで、詳しく教えてもらいました！
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取材したのは
ココロートパーク運営メンバー：みーちゃん
20代独身女性。若い頃からニキビに悩まされ続けてきたものの、最近できるニキビはどうやら昔とは様子が変わっている模様。どうお手入れすればいいのかわからないのが悩み。
ココロートパーク運営メンバー：かわちゃん
小学生の子どもを持つ、働くママ社員。家事と子育て、仕事に忙しく、気づいたら若い頃にはなかった背中ニキビが！子どもと一緒にプールや海を楽しむ季節が来る前に、なんとか治したい。
教えてくれたのは
研究開発 ロートネーム：アダチ
子どもの頃から無類の実験・医薬品好き。その思いが実り、現在は医薬品や化粧品の開発に従事。様々な失敗や成功、あらゆる知見をもとに日々新しいものを追い続けている。
知っているようで知らないニキビの基礎知識
気になるニキビを予防・解消するために、正しい対策を知るには、まず原因を知ることが大切。知っているようで意外と知らないニキビの基礎知識をここでおさらいしましょう。
出る場所とかできる頻度とか、最近ニキビの様子が若い頃と違う気がするんです。大人ニキビと若い頃のニキビって違うものなんですか？
若い頃のニキビ＝“思春期ニキビ”と“大人ニキビ”は、原因とできる場所が異なります。
思春期ニキビは、成長に伴うホルモン分泌量の増加によって、皮脂が増えて毛穴が詰まるのが原因なので、皮脂分泌の多いＴゾーンや胸の辺りなどにできます。
逆に、皮脂分泌の少ないフェイスラインにできやすい大人ニキビは、同じくホルモン分泌量の増加が原因ではあるものの、思春期ニキビより様々なホルモンが複雑に関係しています。生理周期やストレス、生活習慣の乱れ、睡眠不足などが、ホルモン分泌の増加する大きな要因なんですよ。
じゃあ大人になってから出始めた私のニキビは、生理周期とかストレスが原因なんですね。でもこの原因はなかなか対策できないし…。お手入れで予防することはできませんか？
生理前はホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなるので、ニキビができる前からニキビ予防のためのケアをしたり、規則正しい生活を心がけて、早めに対応することが大切です。
出来てしまったニキビに使える「メンソレータムアクネス25メディカルクリームc」や、ニキビ予防やニキビ痕が気になる肌のうるおいケアとして「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水」などをお手入れに取り入れるのもオススメですよ。
メンソレータムアクネス25メディカルクリームc
販売名：メンソレータムアクネス25メディカルクリームc
第2類医薬品
大人のニキビに着目した治療薬。肌に塗ると透明になるので、塗った後にメイクもOK。イブプロフェンピコノール（抗炎症成分）が炎症をしずめ、赤く目立つニキビにしっかり効きます。
・「メンソレータムアクネス25メディカルクリームc」について詳しく知りたい方はこちら
メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水
販売名：メンソレータムホワイトCL
医薬部外品
顔全体にうるおいを与えながら、シミ対策とニキビ予防ができる薬用美白化粧水。
美白有効成分高浸透ビタミンC誘導体※1と抗炎症成分※2、3種のうるおい成分※3を配合。
メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐとともに、ニキビ痕が気になる肌にもうるおいを与え、肌を整えます。
※1 3-O-エチルアスコルビン酸
※2 グリチルリチン酸ジカリウム
※3 アルピニアホワイト（アルピニアカツマダイ種子エキス）、レモンエキス、グレープフルーツエキス
・「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水」について詳しく知りたい方はこちら
最近、背中にもニキビができて困ってるんです！若い頃にはなかったのに…。
確かに、身体の中でも背中は特にニキビができやすい部位でもありますね。原因菌が顔ニキビの菌（アクネ菌）とは違うこともあるうえに、背中は意外と皮脂腺が多く、髪や衣服が当たることによって刺激を受けやすかったり、シャンプーやコンディショナーが流しきれていなかったりと、ニキビができやすい環境です。しかも、顔のようにすぐには気づきにくいので対策が遅れたり、手が届きにくいのでケアがおろそかになりがちなのも悪化しやすい原因かもしれません。そんな背中のニキビには、手で塗り広げなくてもシュッとつけられる、ミストタイプの「メンソレータムアクネス25メディカルミストb」が使いやすいですよ。
メンソレータムアクネス25メディカルミストb
販売名：メンソレータムアクネス25メディカルミストb
第2類医薬品
サリチル酸（角質軟化作用）で古い角質を取り除き、つまった毛穴を開き、ニキビを治療します。ボトルを逆さまにしても使える便利なミストタイプが、背中ニキビのケアにぴったり！
・「メンソレータムアクネス25メディカルミストb」について詳しく知りたい方はこちら
ここ数年は、毎年春に出やすい気がするんですけど、ニキビって季節に関係しますか？
はい。以下のように、季節によってニキビができる原因が違うと考えられているので、それぞれの季節に合ったお手入れを心がけてほしいですね。
季節ごとのニキビを引き起こしやすい理由
春
花粉やPM2.5などが、直接肌を刺激するとともに、免疫力の低下を引き起こすことで、肌のバリア機能が低下し、ニキビができることがあります。可能な限り肌に花粉がつきにくい環境に整えたり、家に帰ったら花粉をしっかり落とすことも大切です。
夏
汗を多くかくと、肌に汚れがつきやすくなります。その上、皮脂も多く分泌される季節なので、皮脂が毛穴を詰まらせ、ニキビができやすくなると考えられます。汗をかいたら、清潔な柔らかいタオルかリフレッシュシートなどで、できるだけ擦らないように優しく肌や体を拭くようにしましょう。
秋冬
乾燥によるニキビができやすい季節です。外の空気や暖房による暖かな室内の空気の乾燥によって、肌はうるおいを奪われ、角層が堅く厚くなることで、毛穴が詰まりニキビができやすくなります。他の季節よりもしっかり保湿を心掛けましょう。
私は運動会など、子どもの行事で日差しをたくさん浴びてしまった時に出やすいのですが…。
美白だけではなく、ニキビにとっても紫外線は厳禁です！紫外線に含まれるUVBは、皮脂が作られるのを促すので、ニキビになりやすいのはもちろん、悪化しやすくなる要因でもあるのです。ニキビ予防のためにも「メンソレータムアクネス 薬用UVティントミルク」などを使って、UVケアを怠らないようにしてくださいね。
メンソレータムアクネス薬用スムースベースUVミルク
販売名：アクネスTe
医薬部外品
SPF50＋という頼もしい紫外線カット力で肌を守りながらニキビを予防。ニキビ跡が目立たない肌色タイプで、化粧下地にも使える日やけ止め乳液。無香料。SPF50+、PA++。
・「メンソレータムアクネス 薬用UVティントミルク」について詳しく知りたい方はこちら
若い頃のニキビがいくつか跡になってしまいました。跡になりやすいニキビって特徴があるんですか？
それに、赤いだけのニキビとか、痛いニキビ、かゆいニキビもありますよね。それぞれ種類が違うのですか？
ニキビは進行度合いによって変化し、大きさや色なども変わります。
跡が残ってしまう可能性があるのは、赤・黄色ニキビです。このタイプは、進行した炎症が肌の奥の組織、真皮層まで破壊するので、肌が陥没してしまうのです。白・黒ニキビや赤ニキビの初期のうちに、速やかにニキビ治療薬を使用し、規則正しい生活をすることで、跡が残らないよう対処してくださいね。
ニキビがある時のスキンケア編
ニキビの知識をおさらいしたところで、次は実際のお手入れを見直しましょう。よかれと思ってしていることが間違っていたり、注意すべきことを見落としていることもあるので要注意です。
いつもは保湿重視のスキンケアを心がけているのですが、ニキビができている時は、使うアイテムを変えた方がいいですか？
ニキビができている時は、保湿に限らずどのスキンケアも、「ノンコメドジェニックテスト済」と書かれているアイテムを使用することをおすすめします。この表記は、面皰（コメド＝小さなニキビ）を作らないことを確認するテストを実施したアイテムということを表しています。ただし、全ての方にニキビができないというわけではありません。その上で、ご自身の肌に刺激のないアイテムを選ぶようにしてください。
ニキビが気になる時は、こまめに洗顔したり、角質ケアや毛穴パックで汚れをしっかり取り除く方がいいですよね？
いいえ、それはオススメできません。ニキビは掻いたり触ったり、パックを貼ったり剥したり、といった物理的刺激を受けることで悪化します。また、過剰に皮脂を取ってしまうと、乾燥によって悪化することもあります。洗顔は1日に2回ぐらいまでに押さえ、肌を直接擦らないよう、洗顔料をよく泡立てて、優しく洗うのが基本です。その場合でも長時間肌を擦らないように注意してくださいね。毛穴パックはニキビのある部分を避けましょう。
「メンソレータムアクネス 薬用ふわふわな泡洗顔」は、泡で肌を優しく洗いながらアクネ菌を殺菌できるので、優しい使い心地が好きな方におすすめですよ。
メンソレータムアクネス 薬用ふわふわな泡洗顔
販売名：アクネスFSb
医薬部外品
ふわふわの泡が出てくる使いやすいポンプタイプの洗顔料。ニキビの元になるアクネ菌を毛穴の奥まで殺菌し、炎症を抑えて、ニキビを防ぎます。
大人ニキビには、保湿ケアも忘れずに！
思春期ニキビも大人ニキビも、対策のベースとなるのが、クレンジング＆洗顔です。ご説明したように、毛穴につまったメイクや皮脂などをしっかり落とすことが重要ですが、大人ニキビは乾燥によるターンオーバーの乱れも原因になる場合があります。そのため、きちんと化粧水＆乳液で保湿することも、洗顔と同様に大切なニキビ対策なんです。ニキビに触れて傷つけてしまわないよう、自分の手で肌を優しく包み込むように保湿ケアを行いましょう。
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