睡眠時の鼻づまりをらくにする、アルガード史上最強の点鼻薬誕生

「睡眠の質を下げる“夜の鼻づまり”を抑えたい」

睡眠時に鼻づまりが起こるのには理由があります。
外から帰って部屋に入れば、花粉は遮断できているはずなのに、どうして寝る前や眠っている間に鼻がぐじゅぐじゅ・ムズムズしてくるのか不思議にも思えますが、これがアレルギー反応の特徴なんです。

アレルギー反応は、アレルゲン(アレルギーを起こす物質)が体に入って数分ですぐ起こるもの(即時相反応)と、約6～10時間後に遅れて出る反応(遅発相反応)があります。出てくる症状にも違いがあって、数分後に出るのがくしゃみ・鼻水・鼻づまりで、数時間後に出るのが鼻づまり。夜の症状は主に遅発相反応が原因で、通勤通学の帰り道に吸い込んだ花粉による反応がちょうど寝る前頃から現れるので、睡眠中、鼻づまりに悩まされてしまうのです。「寝ていても鼻づまりですぐに起きてしまう」、「朝起きても疲れがとれない」という声はロートで実施した調査でも上がっており、夜の鼻づまりは睡眠の質の低下をも招くほどつらいもののようです。ロート製薬では以前からそんな症状に着目していました。

“ステロイド”はより安全に進化

医療の現場では、あらゆる鼻炎症状の初期療法としてステロイド点鼻薬が使われています。特に季節性アレルギー性鼻炎に処方される点鼻薬は、ステロイド点鼻薬が主流です。これはもちろん有効性や安全性の高さが認められているからなのですが、“ステロイド”というと、残念ながら悪いイメージを持たれがちですよね。本来は炎症やアレルギー症状を抑える優れた成分なのですが、昔のものは強い副作用や安全性に対する心配があったのも事実です。けれども現在は、他の部位には影響しにくく、狙った部分だけに効果を発揮するよう開発が進んできたため、副作用が怖い薬ではなく、鼻水やくしゃみ、鼻づまりにも、より効果的で安全性が高い薬剤として認識されるようになってきました。

OTC医薬品での花粉症対策は、内服薬に比べて点鼻薬の人気はまだ低いのが現状ですが、ロート製薬では悩みの部位に直接効かせることのできる有効な手段として、既に点鼻薬を発売していました。さらに、ステロイドの安全性の進化もあって、より効果を実感しやすく持続性が高い、新たな点鼻薬の検討が始まったのです。

医療用成分だった“フルニソリド”を日本初のOTCステロイド点鼻薬に

そんな中、医療用医薬品として使われていた点鼻薬のステロイド成分が、OTC医薬品でも使えるよう転換(スイッチ化)されたのです。その中でも即効性や持続性が報告されている成分の“フルニソリド”に着目しました。局所性の高いステロイドなら、鼻のぐじゅぐじゅ・ムズムズには効いても、全身に影響しにくく、だるさや眠気に悩まされることも少ない。さらに持続性があれば、朝のくしゃみや鼻水、夜の鼻づまりに睡眠を邪魔されることもなく、一日中快適に過ごせるはず …！そう確信して、OTC医薬品で日本初となる“フルニソリド”配合のステロイド点鼻薬の開発を本格的に始めたのです。

こだわったのも苦労したのも、よりやさしいさし心地

「アルガード クリアノーズ」は1日2回、朝と夕方にご使用いただくことで、朝や日中の鼻水、寝る前や睡眠中の鼻づまりの症状も抑え、1日をらくに過ごすことができるステロイド点鼻薬です。鼻がつらい時にさすと、痛みや刺激も少なく、徐々に鼻がらくになっていくのを実感できる処方なのですが、ここに辿り着くまで本当に苦労しました。というのも、医療用で使用されていた製剤の使用感をより改善しようとすると製剤のバランスが崩れてしまったためです。使用感を改善しつつ製剤のバランスを保つという、相反する問題を解決するのは大変でしたが、決して妥協することなく、ロートの処方技術を用いて少しずつバランスを変えながら調整を続け、ようやく納得できるさし心地を実現することができました。痛みや刺激をなるべく抑えるよう、とことんこだわったこのさし心地のよさも、クリアノーズの大きな特長です

最後に花粉症の鼻トラブルにお悩みのお客様に

「鼻に液体を入れる(さす)」というと、どうしても海やプールで鼻に水が入った時を想像して、「痛そう」と思うかもしれませんが、「アルガード クリアノーズ」はそんな痛みや刺激感は起きにくいよう配慮しています。花粉症による鼻の症状、特に夜の鼻づまりにお悩みの方や、まだ点鼻薬を使ったことがない方もぜひ一度お試しください。すっきりした感覚を実感していただけますよ。